ブッシュ大統領の記念図書館がオープン
世界が求める自由への信念とは
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リバティニュースクリップ 4/29より
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ブッシュ前政権を記念する図書館の開館記念式典が25日、米テキサス州の
大学で開かれ、オバマ大統領を含む存命の大統領経験者や、ブレア元英首相
など約1万人のゲストが出席した。アメリカでは退任後の大統領が、在任時代
の資料を保管・展示する図書館をつくるのが習わしになっている。
ブッシュ氏の図書館は、2億通の電子メールや4万3千件の資料を所蔵しており、
5月1日から一般公開される。
ブッシュ前大統領は退任後、メディア露出を控えてきたが、この日の演説
では往年の陽気さで笑いを誘いつつ、自らの任期を次のように振り返った。
・「民主主義における公務の目的とは、個人的な野望を実現することでは
ありません。選挙で選ばれた政治家は、自分自身よりも大きな大義のために
奉仕しなければならないのです」
・「最終的に、リーダーは自らがどのような信念(conviction)を持っているか
によって評価されます。私の最大の信念、私の政権を導いた信条
(guiding principle)は、アメリカは自由を広めるために努力する義務がある
ということです。私は、自由は神からの贈り物であり、一人ひとりの心に
とっての希望だと信じています」
・「自由の恩恵の一つは、人々が反対の意見を言えるということです。公平に
見て、私はその権利を行使する機会を、大いに創ってきたと言えます(聴衆笑)。
将来の世代の人々が、この図書館に来て私の政権について研究するとき、彼らは
私たちが己の信念に忠実であったことを発見するでしょう」
大統領時代の思い出がよぎったのか、感極まったブッシュ氏は、「神の祝福が
ありますように」と結ぶ際に思わず声を詰まらせ、席に戻る時には目から
伝う涙をぬぐっていた。
アフガン・イラク戦争や金融危機への対応など、ブッシュ政権の評価をめぐっ
ては賛否両論ある。しかし今月の世論調査では、ブッシュ政権を好意的に評価
する人は退任時の31%から35%に増えており、否定的に評価する人も58%から
44%に減っている(ウォールストリート・ジャーナル紙、NBCテレビ調べ)。
ブッシュ氏は在任中、イラン、イラク、北朝鮮を「悪の枢軸」と名指しし、
国民の自由を抑圧し、世界平和に挑戦する独裁者は許さないという、強気の
姿勢で外交問題に臨んだ。
実際に2003年からのイラク戦争では、化学兵器によるクルド人大量虐殺など
で知られる独裁者サダム・フセイン大統領を打ち倒し、イラクに民主主義
への道を開いた。
「悪の枢軸」という言葉が使われた2002年の一般教書演説で、ブッシュ大統領
は「歴史が、行動せよとアメリカと同盟国を呼んでいます。自由のための
戦いを戦うことは、我々の責任であり、名誉ある特権でもあるのです」と
述べている。
シリアでは政府軍が反体制派の虐殺を続け、北朝鮮では独裁者・金正恩氏が
国民を政治的迫害と飢餓で苦しめながら、核・ミサイル開発で周辺国を脅して
いる。
いま世界が求めているのは、「独裁を許さず自由を広げる」という強い
信念を持った指導者なのかもしれない。(呉)
【関連記事】
2013年3月10日付本欄
アメリカは自虐的なイラク戦争史観を克服すべき 「世界の警察官」の復活を
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5720
2013年2月6日付記事
ブッシュのイラク戦争は正義の戦いだったのか?
サダム・フセインの霊が語る9.11テロの真相
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5572
◆失速する中国経済を救うのは日本企業?
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5956
中国経済の減速が止まらない。
28日付日本経済新聞によると、2012年12月期の上場企業の純利益の伸び率
(前期比)は2.6%と、リーマン・ショック以来4年ぶりの低水準となった。
特に海運や鉄鋼、セメントなどで多額の最終赤字を計上しているという...
。
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チャートでいうと、NYダウが○○足で○足に陰線が入り、あるラインを下回るとやばいかなと。
中国A50株価指数だと、リーマンの時まで下げてないので
米国が下がり始めると、やばいかなと思います。
あくまで個人の感想です。