「学校週6日制」を学校民営化・生産性向上に繋げよ![HRPニュースファイル546]転載
1月15日下村文部科学相は、公立小中高学校で実施中の
「学校週5日制」を見直し、土曜日にも授業を行う
「学校週6日制」導入の検討を始めたことを明らかにしました。
(1/16 産経「学校週6日制、導入検討 文科相『世論の理解ある』」)
この背景には、学力向上を図るため学ぶ内容を増やした新学
習指導要領が小学校では2011年度、中学校では12年度から完全実施
され、必要な授業コマ数がそれまでより増えたことで、自治体に
よっては既に土曜授業を行うところが出てきていることも後押しと
なっていると考えられます。
実際、東京都では先駆けとして2010年度から月2回まで小中の土曜授業
を認め、その後、埼玉県の一部市町が11年度から導入、12年度には
福岡県や横浜市・京都府、栃木県他でも始まり、13年度からは大阪市
も導入の方針を出しています。
また、学力低下は「学校週5日制(土曜休校)」で授業時間が減少した
ことが要因とする意見もあり、公立と異なり、私立学校ではそもそも
週5日制にはせずに一貫して土曜日も平常授業を行っているところが
多くあります(首都圏では6割以上の私立中が土曜授業実施という
データもある)。
そもそも、以前は土曜授業があるのが当たり前でしたので、親の世代
としては週6日制に違和感はなく、世論調査でも週6日制実施に賛成が
76%という結果も出ており、文科相方針を支持しています。
(2/8 産経「学校週6日制 賛成76%、教員増も必要65%」)
ただ、実際に週6日制を実行する上では、教師の勤務時間問題をクリア
できるか、増員による人件費増が必要となるコストの問題など、いくつ
か課題もありますし、そもそも時間増が必ず学力向上につながるのか
という疑問も指摘されています。
また、民間塾などは学校がない土曜に授業コマを入れて定着している
ところもあり、学力向上を本気で狙うからこそ、学校が生徒を拘束する
時間は増やさないでほしいという意見もあり、公立学校の質が現状の
ままでは授業時間増加は意味がないのではないかという厳しい指摘も
あります。
したがって、今回の学校週6日制議論には、単なる時間数の議論だけで
なく、そこで行われる教育の質、やはり授業を行う教師の問題を合わせて
議論しなければ意味がないでしょう。
もし土曜授業実施に伴い、教員の増員等が必要だとしたら、ただでさえ
税金投入の生産性の低さが問題となっている公立学校ですから、しっかり
と学力向上や教育的成果が見込めることが求められます。
ただ誠に残念ながら、公立学校の現状の質や教員養成の仕組み、効果測定
の数値すらあいまいな教育行政下では、私は普通の教員増で土曜授業を
行うより、塾に行かせたほうがはるかに有益と考えますし、むしろ
どうせ土曜授業をやるならその授業自体に塾など民間の参入を認めるべき
と考えます。
実は東京都が土曜授業を認めるきっかけの一つとなった杉並区立和田中学校
では、民間からの校長登用を契機に各種改革を行い、土曜授業を
「土曜寺子屋」と呼び補習的授業を地域のボランティアや学生で実施したり、
平日の夜の時間帯には「夜スペシャル」として民間塾の講師による進学用
授業を行い、成果につながっている例があります。
この場合、塾には授業料を支払う仕組みですが、塾と学校の交渉により普通
に塾に通うよりは安い料金で行われているようです。
また、土曜日の授業では、企業等の民間参入を許可し、現在の日本の教育に
不足している企業家教育や投資教育などの実学教育を行うなど、土曜授業を
「学校運営の自由化・民営化」につなげることができると考えます。
幸福実現党は「学校の民営化」を訴えていますが、その一形態として、公立
学校の土曜日の塾や企業等への授業委託は、授業の質の飛躍的向上やコスト
削減、無能な教員の削減を果たすことができます。
今後、公立学校で土曜授業を検討する際は、このような民間委託も真剣に
検討すべきです。
どちらにしても、今回の週6日制議論が、組合や教員、教育委員会側だけ
の視点での議論ではなく、公立学校の学力向上と経営再建を求める「顧客」、
すなわち子供や保護者の視点を最優先に進められることが不可欠です。
幸福実現党は、有権者の皆様方が納めてくださった税金をより効果的に
公立学校に使われるよう、教育の質の向上、そのための学校運営民営化・自由化
にも積極に取り組んで参ります。
(文責・宮城県第4選挙区支部長 村上善昭)
----------
☆゜・*:.。. .。.:*・゜
◎本メルマガは自由に転送、転載いただいて結構です。
◎幸福実現党 公式サイト http://www.hr-party.jp
。
異常に思うのは、部活動だ。
たいして強いチームでもないのに、中学生に夜八時まで練習させる部活動が多いのはどうかと思う。
これでは、先生も生徒も疲れきってしまう。
部活動は5時までで十分だ。
昔は、先生といえば暇な職業だったのに、なぜ今は忙しいのか。
無駄な会議や報告資料が多くて、本当に大事な生徒と接する時間が少なくなっているのではないか。
まるで、仕事中毒で朝からグッタリしているサラリーマンを見ているようだ。
日本人は、周りの目ばかり気にして、自分の時間を持てず、無駄な時間が多すぎる。
先生も生徒も時間の有効活用を真剣に考えてみたらどうだろう。
学校側としては短期集中的に効率よく(基本含む)生徒に知識を習得させるべきです。
※週6日制はダラダラ授業となり先生と生徒が慢性的に疲労するでしょう。
また土、日は学校の休みにして外で遊ばせるほかに、生徒が自発的なスポーツ・トレーニングなどの(適切な)運動で精神と肉体を鍛錬する。望みの進学ができるために詰めの学習を行う。
ほかに自然と才能開花と開発ができるような指導も行うべきでしょう。
この時期 内容とばす先生いるくらいです
総合学習も あまりにも 中途半端な授業です
理科のような 道徳のような クラブのような
それに 絵を描く授業が ほとんどない
パソコンでもいいから
土曜日使って 美術や技術家庭科をやってほしい
家庭科の縫い物なーにもやりません
小学校の都道府県も 春休みにプリント渡して終わりでした笑うしかありません
ことをしないという考えもありますので、余暇時間を与えすぎるのはどうかと思います。
学校いくのが楽しくてしょうがないというのが基本でしょ。
って言えば受けは良いでしょう。
でも、そんな単純じゃないですよ。
そもそも5日制になったのは、公務員の勤務時間の問題があったからでしょ。
世間は日教組がって誤解しているけど、ILOの勧告が元になっていますからね。
で、週6日にもどすと、いろんな不具合が出てくるんですけど。
公務員の中で、教師だけが6日働くんですかね。
手当はつくんですか?それともタダ働き?
仮にタダで働かせても、施設を使う以上は維持費だって結構金がかかりますよ。
それに、教師だけ6日仕事で給料が変わらないとしたら、雪崩を打って他の公務員に希望が殺到、誰も教師を目指さなくなりますね。
「そんな熱意のない教師はいらない」って
言ってみたところで、現場では50代以上は「6日制になったらとっとと辞める」、能力ある若手は「転職する」
というのが現実。
その辺もよーく考えてくださいな。
物事、威勢がいいだけではダメなんですよ。
週休2日のために 仕事ぬけだしたり 休みとらなきゃいろんな手続きできないなんて不便で仕方ない
事前に 必要なものを聞いても あれが足りないこれが足りない…仕事2日休んだなんて よくありましたよ
交代で 週休2日とっても役所は 土日やってほしい
そもそも公務員を希望するのは、ほどほどに勤めていれば昇級するからで
左翼の理想的職場になりやすいです。
公務員の理念はあるのですが、空念仏です。
民営化し熱意や実績の部分を歩合制にすれば、理念より実利で働く人が多いと思います。