理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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日銀引受で国債暴落はありえない!

2011年04月26日 13時04分25秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

日銀引受で国債暴落はありえない!

2011年4月24日 笠巻 健也 氏のブログ転載
http://kasamaki.com/?p=1159

日銀による国債引受をすると円の信頼が落ちるとか、
インフレになるとか、国債が暴落するという、
根拠をまったく示さず、
増税を誘導するための、言いがかりがまかり通っています。

その反論として

日本経済復活の会
小野 盛司氏のブログより転載します。

国債暴落という迷信をいつまで信じるのか(No.63)

http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/no-6d09.html

日銀の国債引き受けをせよという声が次々と上がっている。
これは、国債という伝票を書いてお金を日銀から引き出すことであり、
デフレに苦しむ日本にとっては、干ばつが続いた後の
恵みの雨に例えることができる。

しかし、心配症の人は、雨がふる前から洪水を心配するように、
日銀の引き受けの前に様々な心配をするようだ。

筆者が高校生だった頃、物理の時間に、ある生徒が先生に
質問していた。

「自分が窓から飛び降りたとしましょう。
そうすると重力で下に落ち始めます。

しかし、空気抵抗は上向きの力なので、今度は上に
上がり出します。

そうすると空気抵抗は下向きの力なのでまた下に落ち始めます。
一体、自分はどうなるのでしょう。」先生の答えは簡単だ。

「空気抵抗は重力よりはるかに小さな力なので、
下向きの力を若干弱めるだけであり、
あなたは下に落ちるだけなのです。」

日銀の国債引き受けだって同じ事。
デフレの際にお金が国民に渡れば、経済活性化に大きく貢献する。
しかし、空気抵抗のように、その効果を若干弱める作用を
もたらす変化が生じる。
例えば金利上昇、つまり国債価格の下落だ。
お金が国民に渡れば消費が伸び、景気がよくなり、
企業の利益が拡大する。

そうなれば、少々金利が高くても融資を受けて
投資しようとするから金利は上がってきて、国債価格は下落する。

しかし、馬鹿な連中は日銀からお金を引き出すと、
金利が上がり、中小企業が倒産、賃下げ、
企業収益が悪化、住宅ローンの返済ができなくなり、
国民は貧乏になると主張する。

なんと、日銀からお金を引き出して国民に渡せば渡すほど
、国民は貧乏になるのだそうだ。

馬鹿かと言いたい。これは、笑い話だ!!
上述の高校生の例と同じ結論だ。

窓から飛び降りると、空気抵抗のために
上向きの力がはたらき、天に昇っていくと結論する。

物理が全く理解できぬ人の結論だ。
国民にお金を渡せば国民は貧乏になると結論する人は
経済が全く理解できぬ人だ。

筆者は最近、国会議員と次々会って経済の話しをしている。
国債暴落を心配している人は多い。今は震災復興もあり、
日銀からお金を引き出して使うべきだということは
冷静に考えればすぐ分かることだ。

例えば、あなたが100万円で国債を買ったとしよう。
金利1.2%で10年後には元本と金利は
確実に受け取れる。

ある日あなたは日銀が国債を引き受けたという
ニュースをテレビで見たとしよう。
「ヤバイ、このままでは国債が暴落する。
50万円でもよいから今売っておこう」と思うだろうか。

あなたは、日銀よりも自分の利益のほうが大切だから、
売るかどうかの判断はどうすれば多くの利益が
得られるかを考えるだろう。

100万円で買ったものを今50万円で売ると50万円の損に
なるが、10年間待つと100万円に金利を加えた
112万円が返ってくる。

それでも50万円で売ると決心する場合は、50万円を別なもの、
例えば株などに投資して確実に112万円以上になると
確信したときだ。
しかし、現在の日本でそんな素晴らしい投資先は存在しない
から、乗り移ろうと誰も思わない。

1989年、日経平均は38915円まで上昇したが、
今はその4分の1にまで下がった。
国債はそこまで下がるのは非常に難しい。

余程の高いインフレ率にならない限り無理だ。

例えば50兆円程度日銀の国債引き受けがあったとし、
それを全部公共投資に使ったとしたとき、

内閣府の試算では消費者物価を0.7%押し上げるだけだ。

まだデフレから完全に脱却できるとは言えない規模だから、
国債の暴落など夢のまた夢といったところ。

ましてや国債市場特別参加者制度なるものがあって、
国債が下がらないような制度になっている。

こんな馬鹿な論理で、国民に必要とされているだけ
お金を渡す政策が否定されていることを国民は怒るべきだ。

<引用以上>
 

20兆円の国債引受は、現在日本のマネーサプライ
(現金+預金)約750兆円(2009年現在)に
比べてたかだか2.6%です。

国民一人あたり約15万円です。15万円特別支給されたら、
うれしいですが、それで、15万円もらったから、
缶ジュースをこれまでの倍の240円で買う人はいません。

つまり、インフレは起こりません。
国債も暴落することはありえません。

それは、まさに上記の例え話のように、重力より
空気抵抗が優って、飛び降りた人が天に昇っていくという
笑い話です。

数字を根拠にして議論をすれば、空気抵抗の大きさと
重力の大きさの違いは明確になります。

財務省は増税誘導のため、まったく数字による根拠を
示しません。示せば、そのウソが明白になるためです。

 


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