韓国、次期護衛艦の配備検討 竹島近くの鬱陵島
教科書明記への対抗措置か
4月 23rd, 2011 | Author: 高木 よしあき 氏、
ブログ転載http://takagi-yoshiaki.net/1692.html
【韓国、次期護衛艦の配備検討 竹島近くの鬱陵島
教科書明記への対抗措置か】2011年4月19日 時事通信より
聯合ニュースによると、韓国政府筋は19日、日韓両国が
領有権を主張する竹島(韓国名・独島)に近い日本海の鬱陵島に、
韓国政府が将来的に海軍の次期護衛艦(2300~2500トン級)を
配備する案を検討していることを明らかにした。
日本の中学校教科書検定で合格した社会科公民や
地理の教科書に竹島が日本の領土として明記されたことへの
対抗措置の一環とみられる。
次期護衛艦は建造計画の段階から、竹島を含む
日本海側の監視活動に当たる哨戒艦や
機動艦隊を守る任務が盛り込まれている。
鬱陵島の港湾拡張工事が終わった後、
同島を母港として配備する構想という。
次期護衛艦は2012年から海軍への引き渡しが始まり、
18年まで約20隻を調達。日本海側のほか、黄海側などにも
配備される計画だ。
引用、以上。
韓国では、東日本大震災で被災した隣国を支援しようと
寄付活動が活発に行われていましたが、日本の
中学校教科書検定で竹島を日本の領土と明記した教科書が
合格して以来、復興支援の空気が一気に冷め始め、
日本に対する警戒心が高まっています。
それは日本が竹島を取り返しに来ることへの警戒であり、
その端緒として、竹島近くの鬱陵島に次期護衛艦の配備を
検討するとしています。
韓国海軍は独島級揚陸艦を中心とした機動艦隊を建設
しており、日本を視野に入れた海軍軍備を着々と強化しています。
韓国海軍の実力は未だに未知数ですが、韓国海軍は
日本の海上自衛隊と同様、海賊を取り締まる第152
合同任務部隊に海軍部隊を派遣しており、
国際派遣を通じて着実に質と量と経験を増やして
いこうとしています。
日本は決して油断できない状況に置かれています。
現段階では、純粋に戦力だけを見れば、海上自衛隊と
韓国海軍とでは質と量に雲泥の差がありますが、
韓国海軍の次期フリゲート艦(FFX)が鬱陵島に配備されれば、
日本海側の韓国海軍のプレゼンスは一段と増大します。
今後、日本を仮想敵国とする韓国海軍の戦力が
増強されることは避けられない見通しです。
日本も海上自衛隊の訓練を日本海側で行うなり、
佐世保の第二護衛隊群、舞鶴の第三護衛隊群の連携を
強めたりする等、日本海側の防衛強化策も検討すべきです。
そして日本がなすべきことは、一刻も早く自衛隊運用における
法的拘束を取り除くことです。
憲法9条改正なり、憲法9条適用除外によって、
一刻も早く法的拘束を外さない限り、自衛隊を十全に
活用することは甚だ困難です。
また、韓国海軍がこうした行動を続ける背景には、
日本がしっかりと「竹島は日本固有の領土である」と
アピールできるような行動をしてこなかった
(または行動していたとしても不十分であった)歴史があります。
「竹島は日本固有の領土であること」を行動をもって
世界にアピールしていく必要があります。
韓国の場合は、感情的になりすぎるきらいはありますが、
外交、軍事の姿勢は、まずもって世界標準の国であると
言えます。
韓国が領土に懸ける一念は強いものがあり、
日本もその点、少しは韓国に倣う必要があるでしょう。
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関連記事
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110422/plc11042220390031-n1.htm
韓国国会が竹島で特別委を計画 日本は中止要請
2011.4.22 20:38
韓国の国会が、わが国固有の領土である
竹島(韓国名・独島)で特別委員会の開催を計画していることが
22日分かった。当初は22日に開催予定だったが、
「天候悪化」を理由に見送り、5月12日に開催する方向で
調整しているという。
松本剛明外相は22日の衆院外務委員会で
「竹島はわが国の領土であり、委員会は中止されるべきだ」
と述べ、駐韓大使館などを通じ韓国政府に中止を申し入れたことを
明らかにした。自民党の小野寺五典衆院議員は韓国政府への
抗議を求めたが、松本氏は「粘り強く対応する」とだけ述べた。
外務省によると、韓国国会の「独島領土守護対策特別委員会」
に所属する国会議員18人が22日に竹島を訪れ、
全体会議を開催する計画だったという。
竹島の実効支配強化が目的だとみられ、鄭鐘煥国土海洋相と
趙顕五警察庁長官も出席し、韓国政府が進める竹島の
施設整備計画などについて話し合う予定だった。
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