ずいぶん遠回り (原発を再稼働)
2012年3月26日
北野光夫氏、ブログ転載
先週金曜日、内閣府原子力安全委員会が
ストレステストの1次評価結果について「妥当」との
判断を決定しました。
今週中には、野田首相が官房長官、経産相、
原発事故担当相らと
関係閣僚会議を開き再稼動の可否を判断、
福井県やおおい町の理解が得られれば、
最終決断を下すことになります。
福井県などは新たな安全基準を示すよう以前から求めていて、
政府がどういう形でそれを示すのかも明確になっておらず、
まだまだハードルはいくつもありますが、
ようやくここまで来たかという感じです。
同時に、ずいぶん遠回りしたなと感じます。
そもそも、福島第1原発では地震の際に原子炉は
安全に自動停止しており、
チェルノブイリとは全く違っています。
当時の菅首相がびっくりして、
全く関係のない浜岡原発を止めたところから始まります。
この浜岡の判断が間違っていたと一言謝罪すれば済んだ問題です。
この間、多くの国民が多大な迷惑を被りました。
早く再稼動しなければ、地元の経済は壊滅的な
打撃を受けることになります。
原発依存がダメだという意見もありますが、
大きな企業があって、その下請けなどが集中している
企業城下町などは全国に数多くあります。
この危機を救うのに補助金など必要ありません。
原発を再稼働するだけでいいのです。
再稼働で迷惑する人など一人もいません。
(左翼の活動家は活躍の場がなくなるかもしれませんが)
野田首相には、速やかに新しい安全基準を示すこと、
増税について語っているような強い決意を
原発再稼働について示していただくことを求めます。
kitano
転載、させていただいた記事です
http://kitano-mitsuo.com/blog/2012/1403.html