北朝鮮は日本人拉致被害者の再調査を約束、日本も制裁の一部を解除することで合意。

拉致被害者・横田めぐみさんの父、滋氏は「解決に向けた大きな前進となると期待している」と述べ、

国民にも拉致被害者帰国への希望が広がった。

 だが、このムードに水を差したのが、わが「隣人」の韓国だ。韓国統一省報道官は日朝合意に、

「人道的見地から日本の立場を理解する」と述べたものの、「北の核問題を巡る日米韓の協調体制は

維持されるべきだ」と釘を刺してきたのである。


 新潟県立大学の浅羽祐樹准教授(韓国政治)は、韓国側の発言の真意についてこう語る。

「朴槿恵政権の相当な焦りを感じます。『南北の統一』、そして日本と同じ拉致問題を抱える国として

『拉致解決』を再優先事項に掲げ、“北の問題のメーンプレーヤーだ”と自負してきたのに、今回、

韓国抜きで話が進んでしまった。今後もし日朝首脳会談という“成果”まで出されたら、面目が

丸つぶれになってしまいます。

 とはいえ、無辜(むこ)の民をさらった拉致の解決にはさすがに文句はつけられないから、

“日本がスタンドプレーで制裁解除すれば、北の核問題が拗れてしまうぞ”と、横やりを入れて

きた。米国主導の国際社会から見れば、北の問題は『核ミサイル』、『拉致』の位置づけ

ですから、それを利用した形です」


 韓国は今回の日朝協議がよほど気に入らなかったようで、韓国メディアにもやっかみ混じりの言葉

がそこここに。例えば『朝鮮日報』(6月3日付)では、韓国政府高官の談話をこう伝えている。

〈友人のいない国同士が手をつなごうとしているわけだが、われわれが劣等感をもってこのことを

見つめる必要はない。

(北朝鮮の核問題に)一息つく口実を与えたという点で、前向きに評価することはできない〉

〈日本が北朝鮮に意味のある食糧援助を行うようになれば、米国が黙っているはずがない〉


 友人のいない国とはあなたのところではないか。それにお決まりの告げ口。勝手に北朝鮮と

仲良くしたら、米国に言いつけるぞというのだから開いた口がふさがらない。

まるでガキ大将に隠れて文句をいってくる子供のようだ。

※週刊ポスト2014年6月20日号

 

 

・( ´ー`)フゥー...ほんとほんと・・



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