政活費不正富山市議補選が告示 激戦12人超
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政務活動費の不正に端を発した富山市議会(定数40)の補欠選挙は30日告示され、欠員13に対して25人が届け出た。6日に投票、即日開票される。市議会では8月以降、議長を含む12人が辞職する異常事態に陥り、告示直前にも新たな疑惑が表面化するなど、一連の不祥事が収束する気配はない。7日間の選挙戦は、「議会の再生」が最大の焦点となりそうだ。
立候補したのは自民党推薦・支持5人、共産党2人、社民党3人、日本維新の会3人、諸派の政治団体・幸福実現党1人、無所属11人。いずれも新人で、競争率約2倍の激戦となった。
10人が辞職した自民の議員は現在18人。過半数を維持できるかどうかが注目を集めている。
辞職者を出した民進党は候補擁立を断念し、公明党は擁立を見送った。
市議会の政活費問題は8月下旬、白紙領収書を使った自民会派の中川勇氏(69)=清水元町=の架空請求が明るみに出たのを発端に、1カ月余りで自民議員10人と民進系会派・民政クラブの2人が辞職した。
これまでに判明した不正額は、辞職者以外の分も含めて4028万円に上る。
市議会は既に政活費の使途厳格化などの対応を決めているものの、不十分との指摘もある。
全国的にも注目される補選となっただけに、議会改革に対する姿勢と「政治とカネ」を巡る激しい論戦が予想される。
当選者の任期は来年4月23日まで。任期満了に伴う市議選は、議員定数が2減の38になる。
富山市議補選、新人25人の争い 11月6日に投開票
11月6日に投開票 30日告示された富山市議会(定数40)の補欠選挙は同日午後5時に届け出が締め切られ、新人25人が13議席を争う構図が確定した。政務活動費不正問題で10人が辞職した自民党会派が過半数を維持できるかどうかが焦点。投開票は11月6日。
続 http://this.kiji.is/165381500433645574?c=39546741839462401
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