「安保」を無視して安保法案を語るテレビ 憲法学者ばかりで国防は分かるのか
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衆院憲法審査会で3人の憲法学者が「違憲」と証言して以来、テレビは安全保障関連法案への風当たりが厳しくなっていると盛んに報道している。
15日の夜のニュース番組でも、テレビ朝日の「報道ステーション」が、この法案のニュースに約21分を費やした。TBSの「News23」は、国会の動きと「変わりゆく国×安保法制」と題したシリーズを合わせて、15分以上を割いている。
両番組の報道内容は、安全保障をめぐる日本における議論の問題点を浮かび上がらせるものだったと言える。焦点が「安全保障」関連法案に関する議論であるにもかかわらず、肝心の安全保障や国際政治の専門家がニュースにまったく登場しないのだ。
この日の報道ステーションでは、憲法学者に対して番組が独自に行ったアンケートで、回答があった149人中、安保法案を「合憲」としたのが3人だったと報じた。
映像では、渋谷で行われた法案反対のデモの映像などを背景にしながら、安保法案についての憲法学者の見解を紹介。「立憲主義の大原則を根底から崩す」(専修大学 法学部 内藤光博教授)などのアンケート回答を引用した。その上でスタジオでは、コメンテーターで首都大学東京准教授の木村草太氏が、法案を違憲と考える理由を説明した。
「News23」では、憲法審査会の地方公聴会の模様と、4日の憲法審査会で証言した憲法学者の記者会見、そして安保法案に反対を表明した他分野の学者の記者会見などを紹介した。ニュース中には写真やコメントの引用も含めて13人の学者が登場するが、その中に安全保障の専門家はいなかった。
安保法案に関しては、法案が憲法に適うかにばかり注目が集まり、憲法学者の意見が重点的に報道されている。しかし、日本がおかれている国際環境などを議論しなければ、今回の法制の意味についてトータルでの判断はつかないはずである。大手テレビ局が憲法学者の声ばかりを電波に乗せて、安全保障政策を歪める危険性はないのか、注意が要りそうだ。
国家としての実益、繁栄を語る法学者はなぜか皆無なのですね。
分野は違いますが、プログラマーにもアルゴリズム信者がたくさんいて、実生活でも支障を来たしている方いますよ。
「人が」機械を使うということを理解できない模様。
専門バ○ってやつでしょうか。
日本国憲法は敗戦のどさくさに、敗戦国日本へ連合国側から押し付けられたまま一度も改正されていません。
刑法だって民法だって少年法だって時代変化への対応で改正されていきます。
憲法もしかりですよね。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150616/k10010115721000.html
これに関しては、米国は無視できないでしょう。
そこで、集団安全保障というのは、米国に安心感を与えるとともに、勇気を与えるものですかね。
米国の厭戦気分を吹き飛ばす、一助になるかもしれませんね。
これを嫌がるというのは、確かに反日だの売国奴だの親中だのと言われても仕方がないのでは。
日本の国だけではなく、他のアジア諸国にも関わる問題なので、視野の狭い政治家は辞めていただきたいですね。