企業家精神を引き出し国富を増やし雇用を守ります。
[parts:<大胆な減税による景気回復>幸福実現党 総裁 大川隆法
1 資金繰りに困っている企業を徹底支援します。
景気回復に向け、大企業、中小企業、ベンチャー企業を問わず、
資金繰りに困っている企業がつぶれないように積極的に資金を供給します。
企業をつぶさないことが最大の失業対策です。
■金融政策として、3%程度のインフレ目標値を設定します。ゼロ金利の導入や、さらなる量的緩和を速やかに進め、潤沢な資金を市場に供給します。
■金融機関が貸し渋りや貸しはがしを行わないよう、緊急対策として、政府がバックアップして、金融機関の自己資本の増強をはかります。
■外資規制の緩和を進め、諸外国からの積極的な投資を促します。
2 未来の基幹産業を育て数百万人の雇用を創りだします。
これまで日本経済を引っ張ってきた自動車や電機に加え、日本のものづくりの強みを生かした「未来の基幹産業」として、ロボット産業などを育て、数百万人単位で雇用を創出し、国全体を富ませます。
■家事や介護でも活躍しつつあるロボット産業、燃料電池などの新エネルギー分野や、日本が高い潜在力を有している航空・宇宙産業などに、政府としても外債等で資金調達しつつ、投資・融資し、技術革新を起こします。
3 「交通革命」を起こし「未来型都市」建設を進めます。
人の移動や物流をより速く、より安く、より安全で快適なものへと変える「交通革命」を起こし、経済インフラを増強します。経済活性化効果の大きい公共投資(建設国債)は、単なる借金(悪い投資)ではありません。それによって、地方に住む人が増え、地方の産業が活性化します。併せて、都市開発の規制緩和を進め、「未来型都市」建設を進めます(p.22 参照)。
■ 10 年以内に日本列島をリニア新幹線で貫き、都市間の結びつきを強めます。都市部のリニア建設にあたっては、空中を有効活用いたします。
■都市部の渋滞ゼロを実現します。そのために、都市部の高速道路の渋滞区間を2階建てにします。地下高速トンネル道路の拡充や、交差点の立体化にも取り組みます。
■ラッシュ時に2階建て列車を走らせるなど、鉄道の混雑緩和をはかります。
■支持母体の幸福の科学として、98 年から提言している高速道路の完全無料化を実現します。
■航空機をバス代わり、タクシー代わりに簡便に利用できるよう、小型ジェット機によるシャトル便を全国で活性化します。
■ 50 階建てぐらいの高層ビルを数多く建て、30 階ほどの高さをモノレールで結び、都市の移動手段とします。空中を有効活用し、地上の渋滞緩和に役立てます。
■東京などの大都市においては、空中を有効利用する方向で、都市計画を抜本的に練り直します。高層ビルの屋上や途中階にモノレールやリニアモーターカーを通して、新しい都市インフラをつくります。
4 農業への自由な参入を認めるとともに株式会社を立ち上げる若手農家を支援します。
農業分野に個人や株式会社が自由に参入できるようにするとともに、若手農家の起業を支援し、農業に企業家精神を取り入れます。これにより農業を効率化・大規模化し、先進的技術で国際競争力を高めます。食料自給率70%を目標に、最低でも50%以上に高め、食料増産の道を開きます。
■農業への株式会社の参入を自由化します。そのために、既存の農家以外に取得が原則制限されている農地を自由に売買できるようにします(新たな農地解放)。農家が企業に雇用されたり、地主として土地をレンタルしたりして、安定収入が確保できる道を開きます。若年層の雇用拡大にもつなげます。
■農村部の青年層による株式会社立ち上げ、事業展開を支援します。農協組織と競争させ、農協の内部改革を促します。
■農業の最先端技術を生かし、高付加価値の農産物の輸出を強化します。
■外国人労働者が土地をレンタルし、耕作できる仕組みを広げます。漁業にも積極的に外国人労働者を受け入れます。
■水耕栽培型の「植物工場」の開発・普及など、技術革新によって農業の生産性を飛躍的に上げます。
■養殖技術を革新し、将来的に不足が予想される高級魚などの魚資源を確保します。
■先進国の役割として、安く大量に安全な食料をつくり、将来的な食料危機を防ぎます。