お会いさせたくは無いのが普通。
特例で中国副主席と
天皇陛下の会見要請
2009.12.11 13:18
中国の習近平国家副主席
中国政府が14日から来日する予定の
習近平国家副主席が天皇陛下と特例的に
会見できるよう日本側に求め、鳩山由紀
夫首相が実現に向けて平野博文官房長官
に指示を出していたことが11日明らか
になった。日本政府は、外国要人が陛下
との会見を望む場合、1カ月前までに
文書で正式申請するよう求めており、
各国は基本的にこの「1カ月ルール」
を守っている。
1カ月ルールは天皇陛下の日程調整を
スムーズに行うために実施されている。
平野氏は11日午前の記者会見で、
「日中の関係というのは大事な関係で
あるというところから、(宮内庁に)
お願いした」と述べ、応じる方向で調整
していることを明らかにした。首相から
の指示については「正しい記憶はないが、
1週間くらい前に話があった」と語り、
事実関係を認めた。平野氏は1カ月ルール
については知らなかったという。
関係者によると、中国側から外務省に
対して会見の申請があったのは11月下旬。
同省は1カ月ルールを理由に会見を認めな
い方針だったが、首相官邸は特例的に認め
る方向で調整に入った。
平野氏は習氏を特例扱いにすることに
ついて「天皇陛下には各国要人が来られた
ときにはお出会いしていただく場合があり、
今回、中国の要人が来るのでお出会いして
くださいというのは、政治利用でも何でも
ない」と述べた。
天皇陛下は、来日した海外の国家元首との
ご会見以外にも、各国の首相や国会議長など
の要人とも皇居・宮殿で「ご引見」などの形
でお会いになっている。海外要人とは幅広く
交流されている。
2009年12月14日(月)中国国家主席習近平氏が来日
中国の次期国家主席最有力候補とされる、
習近平国家副主席が12月14~17日の4日間、
日本を公式訪問します。中国外交筋が24日に
明らかにしました。
7月5日にウルムチで起きたウイグル人による
政府への抗議デモの後、対策チームの総指揮者
となったのが習近平氏です。習近平氏はウルムチ
事件以後、「どの民族が起こそうが、暴力事件
には徹底して対処する」と発言しています。
今年7月5日に起きたウルムチでの事件は、
それに先立つ6月26日に広東省の玩具工場で
起きたウイグル人襲撃事件の解決を願い、犯人を
逮捕するよう要求する平和的なデモでした。
しかし現地の政府は武装警察を投入し、無差別な
発砲により数百人を射殺し、さらに数人を
装甲車でひき殺すなど、激しい弾圧を行いました。
中国政府の公式発表では192人の死者となって
いますが、実際には武装警察や漢人の報復行為に
よって数千人のウイグル人犠牲者が出ていると
みられています。また、今でも多くのウイグル人が
逮捕され、監獄に閉じ込められ、拷問を受け、
死に至っています。
習近平中国国家副主席来日に際しての記者会見
私達、日本ウイグル協会は、中国の習近平国家副主席
来日に合わせ、習近平国家副主席に対し、本年7月に
発生したウルムチ事件の責任の追及を行うこと、及び、
ウイグル人の惨状を広く世に問いかける為、記者会見
を行います。
日時: 12月14日(月)14:00~16:00
場所: 外国人記者クラブ (有楽町電気ビル北館)
主催: 日本ウイグル協会
本年7月5日に発生したウルムチにおけるウイグル人
虐殺の責任の多くは、ウルムチ事件の対策チームの
トップとして対応にあたった習近平国家副主席に
あります。習近平国家副主席は、対策チーム内部に
慎重論も起こる中、「どの民族が起こそうが、暴力事件
には徹底して対処する」と発言、徹底した武力鎮圧を
主張しました。その結果、当時の王楽泉新疆ウイグル
自治区書記を始め、地元の武装警察の暴走を許し、
多くの人命が失われることになったのです。
習近平国家副主席の決断如何によっては、数千人にも
及ぶ犠牲者が出ることは無かったでしょう。この点
からも、日本ウイグル協会は今回の記者会見を通じ、
習近平国家副主席に対し、確固たる抗議の意志を
表明致します。
習近平来日に際しての抗議デモ
12日には「ウイグル問題を考える会」が主催する
「習近平来日に際しての抗議デモ」が行われます。
※告知内容はコチラをご覧ください。
http://www20.atwiki.jp/uyghurissue/pages/16.html
日時: 12月12日(土) 13時半 集合、 14時 デモ隊出発
会場: 常盤橋公園
デモコース: 常盤橋公園→外堀通り→日航ホテル前右折
→日比谷公園 ※会場やデモコースは変更が
あるかもしれませんので、ご了承ください。
主催団体: ウイグル問題を考える会