理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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【高学歴で優等生が多いのに…フジテレビが凋落した原因とは】 「ブランド企業」をズドーンと凋落させる3つの要因

2016年06月29日 00時00分00秒 | 政治・拡散記事・報道・海外

  • フジテレビの凋落の原因を解説している
  • 若手社員の多くが高学歴の優等生で、多様性がなくなっていった
  • 部署間の交流が激減し、ものづくりの現場の一体感が徐々に失われた

http://news.livedoor.com/article/detail/11690240/

【高学歴で優等生が多いのに…フジテレビが凋落した原因とは】

あなたの会社も!? 「ブランド企業」をズドーンと凋落させる3つの要因

あなたは、大企業への憧れはありますか? 給与アップが望めて、福利厚生も充実。名刺を出せば一目おかれ、あわよくば、高給取りの運命のカレと職場恋愛……という理想を描いている人も少なくないでしょう。

実際、就職活動中の学生に人気のある企業は、大企業ばかり。『みんなの就活日記』によれば、2016年卒の学生の人気企業の総合ランキングの結果は以下の通り。

1位・・・電通
2位・・・全日本空輸(ANA)
3位・・・伊藤忠商事

そして、4位~100位も知名度の高い大きな企業ばかりが占めているのです。

しかし、今は、どんなに大きな企業だって、何が起こるかわからない激動の時代。

今回は、話題の著『フジテレビはなぜ凋落したのか』をひも解きつつ、イケイケドンドンの大企業の勢いを鈍らせる3つのファクターをお届けしていきます。

■フジテレビの凋落の原因は、日本の大企業にも当てはまる問題なのかも……

先日、月曜9時のフジテレビ系列のドラマ、福山雅治さん主演の『ラヴソング』が史上最低の視聴率を記録し、大きな話題になっていましたよね。そして、フジ系列の他の番組も、軒並み不調……。

2015年上半期、フジテレビは開局以来初の赤字に陥ったということですが、23年間フジテレビに勤務した吉野嘉高さんは、著書『フジテレビはなぜ凋落したか』でその歴史的な経緯を冷静に分析しています。

その原因は、日本の大企業にも当てはまるものかもしれません。

■1:社員がみんな優等生の“金太郎アメ状態”により多様性の欠如

吉野さんによれば、フジテレビの若手社員の多くは、高学歴で優等生だといいます。空気を読み、入社面接でも“イイこと”や“上から求められたこと”が言える反射神経の良い社員ばかり。

<過去問を分析し、問題の「パターン」を把握した上で、様々な試験を突破してきたような優等生タイプがフジテレビに多く入ってくるようになって、番組作りも既存の「パターン」の組み合わせで考えるようになったのだろう>

“正解”を求められる社員は、“不正解”の烙印を押されぬよう、守りに入り、創造性をなくしていく……。

皆が“エリート意識”を持っている優等生軍団は、多様性をなくし、庶民感覚とかけ離れていくこともあるようです。

■2:組織が大きくなりすぎて、部署間の横のつながりがなくなっていく

フジテレビが、巨大な経費をかけてお台場に引っ越したのが、1997年。

立派なビルに移転することで、皮肉にも部署間の交流が激減し、ものづくりの現場の一体感が徐々に失われていったそう。

<会社全体の一体感や、仲間内で互いに支え合う相互扶助の精神が少しずつ薄らいできたのだ>

社員が“盛り上がる側”と“冷めている側”に分断され、より内輪感が強まり、結果、視聴者にもそっぽを向かれるという悪循環に陥っていったのでは……と吉野さんは分析しています。

同じように、大きな組織では、「営業職は、技術職が何を研究しているかわからない」「上のフロアの部署がどんなものを売っているかわからない」ということは珍しくないでしょう。

もしかしたら、“隣の部署の仲間”との活発な交流は、脳に秘められたアイディアを刺激するものかもしれません。

■アレコレ指示を出しすぎる管理部門&空気を読みすぎる部下

頑張っても数字があがらないと、焦りだすのが上層部。そして、より厳しく社員を管理しようとするのは、どこの会社でも同じではないでしょうか?

厳しくコントロールする管理部門、空気を読んで上の意向を“忖度”(そんたく)する現場の社員たち。すると、自由な発想や本来の仕事の楽しさが失われていく雰囲気が醸成されいく……。

「上がこう言ってるから」「まず上の意見を聞かないと」と、課長も部長も統括部長も言い出したら? この意思決定のプロセスの複雑さによって、社内はかなり窮屈な空気になってしまうでしょう。

以上、大企業を落ち目に転じさせる3つの要因についてお届けしましたが、いかがでしょうか?

2016年3月、CMプランナーとして19年間勤めた博報堂を退社され、『BizLady』にも寄稿をしている吉田和充さんは、『日経DUAL』のインタビューで以下のように語っています。

 <クライアントが大企業であるほど決裁の仕組みが複雑で10以上の段階を踏む。優秀であるはずの人が意見を消したり、曲げたり、『持ち帰ります』と言って何もしなかったり…。本来はできるはずだったものが実現しない悔しさを何度も味わってきました。

クリエイターとしてふがいない気持ちと同時に、組織としての日本の企業の弱さを目の当たりにしました>

『フジテレビはなぜ凋落したか』で語られたことは、決してフジテレビに特化したことではないのです。

自己実現か、直属の上司への貢献か、会社への貢献か、社会への貢献か……。あなたなら、どれを1番重視しますか?


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