日経平均4年4カ月ぶり高値 リバティニュースクリップ
リバティニュースクリップ 2/8 転載
http://www.the-liberty.com/
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◆日経平均4年4カ月ぶり高値
株式市場が日銀"貧乏神"の退場を大歓迎
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5581
日銀の白川方明総裁が任期前の3月19日に辞任すると発表
したことを受けて、6日の東京市場は全面高の展開。
前日に比べ416円83銭の値上がりで1万1463円75銭の終値を付け、
4年4カ月ぶりの高値を記録した。
2008年のリーマンショック後に、各国の中央銀行が大規模な
金融緩和で景気の下支えを図る中で、白川総裁がかじ取りする
日銀はこれを怠り、デフレ不況を長引かせてしまった。
予定より早い同氏の交代で、新総裁のもと、積極的な金融緩和が
早期に始まり、景気回復が見込めるという期待から、株高が進んだのだ。
昨年の政権交代と来月の日銀総裁交代は、長期不況の克服に
向けた準備が着々と進んでいることを物語る。
そもそも2008年に、与党・自民党が出した総裁人事案を、
参院第一党の民主党が突っぱねて、最終的にお鉢が回ってきたの
が白川氏だった。その民主党政権で、白川氏が景気回復を阻み
続けたのは皮肉と言える。辞任の知らせ一つで400円もの株高と
なったのは、民主党政権と無能な日銀という二つの“貧乏神"
が去ることを大歓迎するものだろう。
昨今の株高を「安倍バブル」と揶揄する向きもあるが、株価は
まだリーマンショック後に失った分を取り戻したに過ぎない。
20年余りに及ぶ長期不況を克服するためには、まだまだ大幅な
景気の拡大が必要だ。(呉)
【関連記事】
2013年2月6日付本欄
【そもそも解説】日銀総裁はどうやって決まる?
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5574
2013年2月3日付本欄
【そもそも解説】安倍政権になって株価が上がっているのは、なぜ?
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5562
◆幸福実現党が海自護衛艦へのレーダー照射で声明
釈氏は参院選出馬記者会見
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5580
中国海軍による海自護衛艦へのレーダー照射を受けて、幸福実現党
(矢内筆勝党首)は6日、「再発防止に向けて日本は断固たる姿勢を
示す必要がある」などと指摘する声明を発表した。以下はその要旨。
・迂闊に中国の挑発にのる必要はないものの、再発防止に向けては
日本として断固たる姿勢を示す必要がある。そこで、安倍首相には、
「再発の際は自衛隊への攻撃意志があると見なし、対抗措置も辞さない」
旨明言するよう求めたい。
・抜本的な国防強化には憲法改正が必要だが、「今、そこにある危機」
に即応するためには、我が党がかねてから主張するように、国際法上
当然認められる自衛権の行使を堂々と認め、報復能力を備えることも
有効だろう。
・安倍首相は経済再生を最優先とする構えだが、選挙目当ての
"安全運転"に徹し続ければ、中国に足元を見られ、審判行為が加速
するばかりか、不測の事態も生じかねない。
幸福実現党は立党以来、中国の軍事拡大に警鐘を鳴らし続けてきた。
その背景には、日本の国防の危機はもちろんのこと、中国政府が国内
で人権弾圧を行っていることもある。
釈量子・幸福実現党女性局長は7日、東京都庁で次期参院選への出馬
記者会見を行ったが、中国訪問から帰国したばかりということもあり、
現地で聞いた天安門事件のエピソードを紹介。ある60代の男性は、
天安門事件に居合わせた若者から、学生たちが人民解放軍の戦車に
ひかれた様子を聞いて「人権」の大切さに目覚めたのだという。
天安門事件は今もなお、中国の人々の大きな心の闇になっているこ
とを知って、釈氏は、「ナチスのホロコーストを黙って見ていられ
ないのと同じで、中国で人間としての尊さが踏みにじられていることを、
黙って見ていることができない。宗教政党として、この人権の問題
はしっかり取り組んでいきたい」と訴えた。さらに、中国の軍事
拡張を断固許してはならず、日本が自国の防衛を進めることでアジア
の平和と安定を守るべきだと主張した。
釈氏はまた、このように語った。
「宗教者として、一人でも多くの方を救済したい。魂の尊厳や愛、
神の正義を掲げた宗教政治家になりたい。言うべきことを言える
のが宗教政党の強み」
アルジェリアの人質事件に続き、依然として難局が続く日本だが、
正義の観点から堂々と政策を主張することのできる政治家の出現が
求められる。(晴)
【関連記事】
2013年2月6日付本欄 幸福実現党が夏の参院選候補者(第三次)を発表
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5576
2013年3月号記事
矢内筆勝 幸福実現党新党首 Interview 「子供の未来を守りたい」の一心です
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5522
◆イラン・アフマディネジャド大統領が34年ぶりにエジプトを訪問
その狙いとは?
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5579
イランのアフマディネジャド大統領は、エジプトで6日から3日間に
わたって開催されるイスラム協力機構(the Islamic Solidarity Organization)
の首脳会議に出席するため、エジプトのカイロを訪問した。
イラン大統領のエジプト訪問は、イラン革命後は今回が初めてである...
◆【注目書籍】『神と見えない世界』は、神は肯定しても宗教には
躊躇する不思議なスタンス
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5578
遺伝学の世界的権威でありながら、サムシンググレートという表現で
神の存在を肯定していることで知られる村上和雄氏と、東大大学院
の医師でありながら、あの世の存在を肯定していることで知られる
矢作直樹氏が「神」と「あの世」について語り尽くしたのが本書だ...
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