同盟国は自ら扶くる者を扶く
伊藤のぞみ氏 ブログ転載 2012-09-25
アメリカ海軍大学准教授である
ジェームズ・ホームズが、
尖閣諸島をめぐる争いは恒常的なものとなるため、
日本の海防力を強化すべしと提案しています。
2012年9月17日
Diplomat
Small-Stick Diplomacy in the East China Sea
最初に、
フィリピンとのスカボロー環礁を巡る対立と違って、
中国が尖閣にそれほど圧力をかけていないのは、
背景に米軍のコミットメントがあるからだろう、
と分析をしたあと、
In all likelyhood, last Friday's encounter
represents part of East Asia's new normal.
十中八九、先週の金曜日の対決は
東アジアの新しい「通常の状態」を表している。
Fortitude will be a must.
妥協しない精神が必要不可欠である。
Tokyo must bulk up its own big stick
if it wants to uphold its interest.
日本政府は国益を守りたいのであれば
「大きな棍棒(軍事力)」を増強すべきである。
そして、海上保安庁や海上自衛隊、
さらに海軍の沿岸軍備(shore-based arms)を増強し、
黙の上限である国防費GDP1%を
廃止すべきであると主張しています。
ジェームズ・ホームズは9月号の
フォーリン・アフェアーズでも、
移動式対艦ミサイル(ASCM)の配備で
日本は尖閣を守ることができるといっているので、
shore-based armsとは移動式対艦ミサイルであると思います。
(参考:http://sankei.jp.msn.com/world/news/120822/chn12082211080002-n1.htm)
そして、最後に
foregin allies helps those who are willing to help themselves.
(同盟国は自ら扶くる者を扶く)
ということで、
日本政府が海防力を強化しないなら、
アメリカは日本を助けないよ、
と念押ししています。
http://ameblo.jp/itonozomi/entry-11363727179.html
転載、させていただいた記事です
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