農業・医療はTPPで再生する
2011.11.17
ザ・リバティweb抜粋
TPP反対派の声はなお強く、その中心は農業と医療だが、
17日付日本経済新聞は「農業・医療 再生今こそ」
「TPPを機にピンチをチャンスに」と書いている。
http://www.nikkei.com/access/article/g=96959996889DE1E4E7E4E2E0EAE2E3E5E3E3E0E2E3E39F9FEAE2E2E2
•TPP参加で農業団体は「安い農産物が流入すれば農業は壊滅する」
と主張する。だが、日本は高い関税で主要な農産物の輸入を閉ざし、
コメは生産調整(減反)を通じて価格競争も抑えてきた。
株式会社など新たな担い手の参入も制限し、新規就農者は
思うほど増えない。一方で耕作放棄地は拡大を続ける。
•サクランボは77年に米国産の輸入が解禁、この時も
「壊滅する」と反対運動が起きた。だが、30年を過ぎ、
山形県のサクランボは高級品種として知名度が高まり、
同県の生産量は逆に1.3倍に増えた。
• 日本医師会は「TPPに参加すれば国民皆保険が崩壊する」
と主張するが、構図は農業と似ている。
• 農業も医療も「閉ざす」ことによって制度を維持してきた。
結果的に既得権益を生み、必要な改革は置き去りにされた。
攻めの開国は日本の弱点を強みに変える好機だ
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どうも反対派の声を聞くと、
「アメリカにいいようにやられてしまう」という
被害妄想の気がある。しかし、日本の戦後の成長の中で、
常に関税や規制の撤廃は行われてきた。
その中で日本の産業は鍛えられ、世界に冠たる地位を築いてきたのだ。
農業、医療とて、日本の技術は世界トップクラスだ。
いたずらに保護に走るよりも、「大国」としての気概を見せるべきだ。
だが、「腰かけ」野田首相には多くは望めまい。
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http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3295
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