米軍も乗船した海自輸送艦「くにさき」がベトナム入港
南シナ海に臨むベトナム中部ダナン市に6日、海上自衛隊の輸送艦「くにさき」が入港した。
自衛隊員に加え、米軍とオーストラリア軍の隊員が参加し、同市内で医療支援活動を行う。
南シナ海の領有権を巡る緊張感が高まるなか、日米豪3カ国が結束を示して中国をけん制する形だ。
日米豪約300人の隊員は15日まで滞在し、病院での公衆衛生教育や文化交流を行う。
ダナン市は石油掘削を巡って中越艦船がにらみあう海域に近い。海洋安全保障で
連携する3カ国がベトナム支援を通じて間接的に中国をけん制する。
この活動は米海軍が主導する「パシフィック・パートナーシップ」の一環。「くにさき」は
5月29日に米海軍横須賀基地を出港。
ベトナムでの活動終了後は、7月15日までカンボジ アとフィリピンを訪問する。
入港するくにさき
https://pbs.twimg.com/media/Bpb44KmCEAIOLn8.jpg:large
http://blog.livedoor.jp/kiriritto/archives/1004089593.html
日米豪とベトナム 防衛交流始まる
南シナ海の領有権を巡って、中国とベトナムの対立が深まるなか、日本の自衛隊とアメリカ軍、
オーストラリア軍が、ベトナム軍との関係強化を図るため、6日から、ベトナムで医療活動や
スポーツを通した防衛交流を始めました。
南シナ海に面するベトナム中部のダナンに6日、入港したのは、海上自衛隊の輸送艦「くにさき」で、
自衛隊およそ190人に加え、アメリカ軍とオーストラリア軍の合わせておよそ140人を
乗せて到着しました。
一行は、アメリカ海軍が主導し、東南アジアの国々を訪問して防衛交流を行う
「パシフィック・パートナーシップ」の一環で到着したもので、ベトナムでは、6日から10日間、
医療活動やスポーツをとおして、ベトナム軍との協力関係を強化することにしています。
南シナ海では、ベトナムと中国が領有権を争う西沙諸島(英語名パラセル諸島)近くの海域に、
中国が一方的に掘削装置を設置したことをきっかけに、双方の当局の船が衝突するなど
激しい対立が続いています。
今回の防衛交流では軍事演習は行われませんが、ベトナムにとっては、日本やアメリカ、
オーストラリアとの良好な関係をアピールし、中国側をけん制する機会となります。
海上自衛隊の松井陽一1等海佐は「ベトナムとの信頼関係の醸成という意味で、
大きな意味がある」と述べ、日本としてもベトナムとの関係強化に期待を示しました。
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浪速、三笠も提供するといいなあ。