http://tocana.jp/2017/03/post_12753_entry.html TOCANA 2017.03.28
この設計は、小惑星に高強度ケーブルを取り付け、地球にたらす
「UOSS(Universal Orbital Support System)」というシステムが使用される。
世界中のどこでも建設可能なうえ、どこにでも行くことができるという利点がある。
【驚愕速報】小惑星から「超高層ビル」を垂らす“天空ビル計画”がNYで浮上! 空飛ぶスマートシティが実現へ!
建物の概念を180度変える驚愕のプランが明らかになった。
なんと、超高層ビルを宇宙空間から吊るすというのだ! 英紙「Daily Mail」(3月27日付)が報じている。
超高層ビル「アナレンマタワー(Analemma Tower)」は、上空5万kmの“小惑星”から吊るされ、
北半球と南半球を8の字に移動しながら、パナマ、ハバナ、ニューヨーク、アトランタなどの上空を通過するとのことだ。
オフィス、礼拝堂、食堂、ショッピングモール、エンターテイメント空間、庭園などがブロック毎に分かれ、
3分の2は居住者の寝室。最上部に設置されたソーラーパネルからは太陽光を摂取することでエネルギーとし、
水分は雨や雲から収集する。
北半球と南半球の間を日々8の字で行き来するため、住民はさまざまな場所を楽しみながら生活できる
現在提案されている軌道が実現されれば、NY上空を最も遅く移動することになる
気圧と温度の差に対応するために、窓のサイズが変更する「シェイプ・シフト・ウィンドウ」の設計を計画中
可変式の窓は、空気圧や気温に合わせてサイズや高さを自由に変えられ、それぞれの階層から異なる風景を
楽しむことができる。しかし、高度32000mは気温-40℃のほぼ真空であるため、居住者は保護スーツ無しに
外を出歩くことはできない。さらには、地上に降りるにはパラシュートが必要というから恐ろしい。
クラウドアーキテクチャーオフィスは、今回提案された巨大な超高層ビルの開発だけではなく、
セクションごとに存在する「浮遊する都市計画」も設計している
実は低コストで抑えられるというこの建設内容。8の字の軌道を描き、ニューヨーク市、ハバナ、
アトランタ、パナマ市などの都市を辿る予定
これまでに火星の住居などをデザインしてきた「Clouds Architecture Office」社が考案。
無謀とも思えるプランだが、同社は2021年に「NASA(アメリカ航空宇宙局)」が、
小惑星の回収ミッションを計画していることを指摘し、実現に前向きだ。
・画像/出典「DailyMail」より