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オバマ大統領の元上級顧問ジョン・ポデスタ氏が、退任時にツイッターで「最も悔やまれることはUFOファイルの開示ができなかったこと」とつぶやいたとき、多くのメディアが大騒ぎをしたことは以前、書いたが、またしても、彼がエイリアン発言をしたようだ。
現在、ポデスタ氏はアメリカ大統領選でヒラリー・クリントン氏のスタッフのチェアマンを務めている。先日、クリントン氏にインタビューしたリーナ・ダナム氏が、その記事を自らのニューズレターに投稿したところ、9月29日、ポデスタ氏は、「素晴らしい記事だ。でも、リーナ、次はエイリアンについて、彼女に聞いて!」とツイート。またもや注目を集めた。
ジョン・ポデスタ氏が熱心なUFO支持者であることは有名だ。彼は、ビル・クリントン元大統領時、主席補佐官だった。クリントン元大統領もUFOには関心が高いと言われていたが、退任してからテレビの人気トーク番組でUFOの話題に触れる程度だった。どうやら、ポデスタ氏が次に望みをかけているのはヒラリー・クリントン氏なのかもしれない。
ヒラリー・クリントン氏もUFOには関心があると言われているからだ。
大統領とUFOの関係について研究しているグラント・キャメロン氏が、クリントン大統領図書館から入手した写真には、ヒラリー氏とUFO支持者として名高いローレンス・ロックフェラー氏(2代目ロックフェラーの3男)が二人で歓談している場面が写っているが、そこで彼女が手にしているのはエイリアン関係の本であることは興味深い。ロックフェラー氏から何らかの示唆を受けたように見えるのだ。
ワシントン周辺の”UFO情報開示ロビイスト”やUFOファンたちは、ヒラリー氏に「今度こそ情報開示を!」と期待している。
ただ、UFO情報といっても、様々な機関が目撃情報などを随時小出しにはしている。しかし、情報の最深部にあると思われる「アメリカが手に入れたエイリアンテクノロジーと軍事の関係」などに大統領が触れることはないだろう。ヒラリー・クリントン氏はお決まりの答えを用意しているだろうというのが一般的な見解だ。案外、同じく大統領選候補である共和党のドナルド・トランプ氏なら、ついペラッと口を滑らせてくれないだろうか・・・という期待もあるが、10月5日付ハフィントン・ポスト紙によると、「トランプ氏の言うエイリアンとは、いつもメキシコ人のこと」(エイリアン:外国人の意味)というから、まあ論外だろう。
アメリカ大統領選の裏側では毎度、このような話題で密かに盛り上がっている。