久しぶりに注目される日本株
日本株への市場関係者の関心が久しぶりに高まってきた。
日経平均株価は3月26日に昨年来高値を更新し、週明け29日も権利落ちの部分を勘案すると、実質的に前営業日比プラスで推移している。
日本株が堅調な背景として、中国を中心にしたアジアへの輸出好調で、企業業績が上向いていることがある。複数の市場関係者によると、このところ欧州勢を中心に日本株見直し機運が高まっており、直近の上昇局面では欧州勢による買いのウエートが高かったという。
輸出好調は、「討論X闘論」への過去の投稿でも何回か指摘してきた。しかし、寄せられたコメントや市場参加者の声を総合すると「円高になると日本株はだめだ」との懸念から、ずっと上値の重い展開が続いてきた。
ここにきて日本株の上値が注目され始めたのは、ソブリン問題を契機にしたユーロ安を基点に、ドル復調が目立ってきたからだ。
ドルは対主要通貨でおしなべて上昇し、対円でも92円台まで上がってきた。ドル復調には「米景気が予想外に強そうだという面と、米長期金利の上昇傾向」(邦銀関係者)という要素も加わっている。
円安で輸出企業の業績が上振れすれば、日経平均の上値は予想外に伸びるとの声も出始めた。ある国内証券の関係者は、1万2000円程度までの高値は見込めると話す。
一方、米長期金利の上昇が目立ってくれば、円安要因ではあるものの「米株式の上値を抑え、結果的に日本株の上値を抑えることにもなりかねない」(外資系証券)という慎重論も少なくない。
みなさんは日本株の先行きをどのように展望しているのだろうか。
(写真/ロイター)
またノーベル賞受賞。。。そういえば、フィギィアスケートが男女二人とも金・・・こういう事が、経済効果に大いに貢献するのかも。政権がお粗末な分、頑張って日本の質を上げてくれる人たちがいる。。。。。
ありがたいことです
。。