http://tocana.jp/2017/12/post_15431_entry.html 2017.12.19
先日は日本人宇宙飛行士の金井宣茂氏(41歳)が搭乗したロシアのソユーズ宇宙船が無事に打ち上げられたニュースが報じられ、また一段階宇宙を身近に感じた国民は多いことだろう。
人類の宇宙進出の歴史は早くも半世紀以上に及んでおり、その間に数多の宇宙飛行士たちが、ときには犠牲も払いながら、勇猛果敢にあの未知なる暗黒の空間へと飛び立っていった。そうやって常に最前線で宇宙を見つめ続けてきた宇宙飛行士たちだが、実は彼らの中にはエイリアンの存在を堂々と公言する者が少なくないことをご存じだろうか? 今回はその中でも特に著名な4人の元宇宙飛行士たちを紹介していきたい。
■月を歩いた6番目の男、エドガー・ミッチェル
エドガー・ミッチェル氏 画像は「Wikipedia」より
1966年にNASAにより宇宙飛行士に選抜されたエドガー・ミッチェルは数多くの肩書きを持つ元宇宙飛行士だ。アポロ14号の乗組員であり、人類で月を歩いた6番目の男であり、作家であり、元海軍大尉であり、MIT(マサチューセッツ工科大学)では航空学と宇宙航空学の博士号を取得している。NASAや軍隊、そして学会との強いコネクションで知られ、常に精力的に活動した人物である。
残念ながら氏は2016年に亡くなってしまったが、生前は科学的には扱われない霊や意識の研究を支援するなど、氏の残した功績は大きい。また、数多くのメディアでエイリアンの存在を公言しており、印象的な数々の発言を残している。
「私たちは宇宙で孤独な存在ではありません。“彼ら”は遠い昔から地球を訪れています」
「私は特権的な立場にあったので、この星には“ビジター”がおり、またUFOが現実であることを知ることができました」
「NASA在籍中に私はエイリアンやUFOの情報に触れることがありましたが、NASAや米国政府はそれらの情報を隠蔽し続けています」
1967年NASAにより宇宙飛行士として選抜された“科学者”のうちの一人がブライアン・オレアリーである。他の宇宙飛行士たち同様に素晴らしい経歴の持ち主であり、NASAを離れた後は名門プリンストン大学で物理学の教授を務めていた時期もある。
オレアリー氏もまたエイリアンの存在を強く主張した元宇宙飛行士の一人である。残念ながら日本語字幕はないが、YouTubeで氏のインタビューを視聴することができる。
「私たちが“コンタクト”されている証拠は豊富にあります」
「“文明”はこの地球を長きにわたって訪れているのです」
「彼らの風貌は物質主義的な西洋の価値観から見ると怪奇かもしれません」
■米国初の宇宙飛行士、ゴードン・クーパー
米国初の宇宙飛行士に選ばれた7人のうちの1人であるゴードン・クーパーも生前エイリアンの存在を主張していた。クーパー氏は米国初の有人宇宙飛行計画であるマーキュリー計画に参加したことで知られ、またSF人形劇「サンダーバード」の登場人物の名前の由来ともなっている、まさに宇宙の申し子のような人物だ。
インタビューでクーパー氏はこう語っている。
An Astronaut's UFO Experience - Gordon Cooper
■“もっとも教養のある”宇宙飛行士ストーリー・マスグレイヴ
ストーリー・マスグレイヴ氏 画像は「Wikipedia」より
“もっとも教養のある”元宇宙飛行士として広く名を知られ、計6つの学位を保有するストーリー・マスグレイヴ氏。海軍を除隊後32歳までコンピュータープログラミングから医学まで幅広く学問を深め、その後1967年にNASAにより先述のブライアン・オレアリー同様“科学者”の宇宙飛行士として選ばれている。
宇宙服や生命維持装置の機能向上に尽力するとともに、計6度の宇宙飛行を経験したベテラン宇宙飛行士でもある。マスグレイヴ氏は数々のUFOの研究会や国際会議に参加しており、それらの席上で数多くのコメントをしている。そして他の元宇宙飛行士たちとは異なり、基本的に断定的な物言いは避けており、UFOやエイリアンの存在について確定的な証拠は示すことができないとしながらも、以下のようなとても興味深い発言を残している。
「技術革新という観点では、私たち人類の場合だと産業革命以来ですから、せいぜい100年か200年の歴史しか持っていません。しかしながら、いくつかの“惑星”、いくつかの“生命体”に注目してみると、彼らは技術を数百万年にもわたって発展させてきたと言わざるを得ません。何と言っても“彼ら”は惑星間移動をしていますから」
宇宙開発において常に人類の最先端のフィールドで任務にあたってきた宇宙飛行士たち。そんな彼らが地球外生命体の存在について数多くの証言やコメントを残している。これはいったい何を意味するのだろうか?
そして、そもそも彼らはいったい何を見て来たのだろう。本当にエイリアンは存在するのか? それとも、何か別の重大な真実を隠蔽するために、エイリアンの情報でカモフラージュしようとしている?
もしかすると、先日宇宙へと飛び立ったばかりの金井宣茂氏も、将来はエイリアンやUFOについて公然と話してくれるようになるのかもしれない。
(文=池上徹)
参考:「Collective Evolution」ほか