日教組の「民主的な教育」の危険性
民主党の小林千代美衆院議員(北海道5区)陣営が、昨年の衆院選で北教組(北海道教職員組合)から違法な選挙資金を受けたとされる事件で、
北教組の幹部ら4人が政治資金規正法違反容疑で逮捕され、小林議員の事情聴取も行われ、事件は大詰めを迎えています。
この「北教組」の実態について、北海道本部参院選挙区代表の大林まこと氏より、3回に分けてメッセージをお届け致します。
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【大林まこと氏寄稿】
私は北海道の公立中学校で13年間教鞭を執っていました。その間、あの悪名高い「北教組」の組合員でもありました。
私は左翼運動には反対でしたが、先輩教師の勧め(というより脅し)により不本意ながら北教組に加入し、
組合員同士の押し付け合いの末に、分会長(学校単位)、支会長(市町村単位)等の役職も経験したので、その内実もよく知っています。
これから3回に渡って「反国家的左翼思想政治団体」である「北教組」の危険性について、その一端を指摘したいと思います。
日教組ではよく「民主的な教育」と言いますが、その意味するところは、数の力を背景にした「校長(行政)の指示に従わない教育」です。
教育現場では、校長一人対組合員多数なので、多数決になれば校長は必ず負けてしまいます。
「多数が正義」という暴力的考え方は、子供の世界にも悪影響を与え、いじめや学級崩壊がはびこる思想的バックボーンとなっています。
「数の力」という間違った考え方は、学校現場に民主主義とは相反する「不法な権力構造」をもたらしています。
すなわち、組合員が多数決の力をもって、思うがままに学校運営を壟断する状況をもたらしているのです。
一例を挙げれば、卒業式、入学式での国旗掲揚や国歌斉唱を職員会議で否決したり、掲揚・斉唱の妨害工作をしたり、依頼業務拒否等で対抗する実態があります。
日教組が強い広島県では、99年2月と03年3月、卒業式を前にしたこの季節に、現場の混乱を苦にした校長の自殺が続いています。
ここで言っておかなければならないのは「教職員は一公務員であり、決して選挙を通して国民から選ばれた人間ではない」ということです。
どのように学校運営を行うかは、本来、民主的に選ばれた議会によって制定された法令に基づかなければなりません。
教職員が「公務員の法令遵守義務」に基づいて職責に当たるのは当然のことであり、
「法令」を軽視・無視し、「数の力」で恣意的な教育を行っているのであれば、もはや「法治国家」とは言えません。
行き過ぎた組合活動によって、教育現場は「行政の機能不全」状態に陥っています。
行政の「自浄作用」が毀損し、国民が不利益を受けているならば、「三権分立」の原則によって、司法や立法がチェックすべきです。
それを「教育の国家統制」だとか「思想・信条の自由の侵害」などとして、教育現場を「治外法権化」「聖域化」させてはなりません。
むしろ「教育現場の組合支配」や「子供を左翼思想に染め上げる人権侵害」をこそ、許してはならないのです。
幸福実現党は主権者である国民の皆さまと連携し、日教組教育の間違いを修正し、秩序ある公教育を取り戻して参ります。
大林 まこと
HP: http://www.obayashi-makoto.net/
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