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6歳以下の初の脳死判定と臓器提供のニュース

2012年06月18日 00時00分03秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

6歳以下の初の脳死判定と臓器提供のニュース 

2012.06  やすはらそのえオフィシャルブログ転載

15(金)昨日富山大学において、6歳以下のこどもに初の脳死判定が
行われ、本日摘出された臓器が、大阪・東京で移植が行われる
というニュースが流れています。


この問題については、ここに取り上げるのも大変苦しいものがあり、
ご両親やご親族のことを思えば、触れたくないという思いも出てきます。
なぜならば、脳死は人間の死ではないからです。

                       

私の地元の大学病院も、移植医療が進んでいるほうなので、
このようなニュースの舞台となることも多く、心を痛めてまいりました。

改正臓器移植法では、脳幹を含むすべての脳機能が失われ、
回復しない状態を「脳死」と規定しています。


判定では、痛みを感じないほど昏睡が深く、瞳孔が光に反応せず、
のどを刺激してもせき込まないなど脳幹反応が消えており、脳波が平たんで、
自力で呼吸できないという状態を確認します。「植物状態」は、
脳幹の機能が残っている状態で、「脳死」とは別です。


「心臓死」は心停止・呼吸停止・瞳孔拡散の状態を言い、
「脳死」は、人工呼吸器を着けて心臓は動いています。

しかし、どのような区分けをしようとも、「脳死」も「心臓死」も
もちろん「植物状態」も、本当の人間の死ではありません。亡くなった人
を一日置いておく「お通夜」がある本当の意味は、心臓が停止した人の、
肉体と魂をつなぐ霊子線(シルバーコード)が切れるのを待つことにあります。

霊子線は、通常心臓が停止して24時間後あたりに切れます。
これが本当の人間の死であり、もうこの世に帰って来ることはできません。


霊子線が切れる前に、肉体を傷つけると、たとえ脳が機能していなくても、
心臓が止まっていても、本人にそのままの痛みが伝わるのです。

「脳死」の判定で、痛みを感じないことや脳幹反応がないことが、
人の死の基準となっていますが、肉体の機能が失われて反応ができない
だけで、ご本人の意識ははっきり感じています。

脳死と判定された妊婦が、出産した例もあります。


脳死の例とは違いますが、かつて私の身内が、末期の癌で入院直後に
深い昏睡状態になり、数週間ののち、他界しました。主治医のお医者様は、
「残念ながら、もう何も感じないし、解らない状態になっています。」
とおっしゃいました。しかし私は、体が反応できないだけで、耳も
聞こえて、こちらが話していることが理解できると知っていましたので、
常に体に触れながら話しかけておりました。

「お医者様は、もう何にも解らないっておっしゃるけど、全部聞こえて
解っていると、私は知っているよ。何にも感じないと言われていても、
本当はどんなに苦しい思いをしているか、わかっているよ。」と
話しかけたら、身体は動かずとも、閉じた両目から涙だけが
こぼれおちるのを見たものです。

現代は、いろんなものが進歩してきたように見えていますが、人間の
本質が魂であり、肉体を乗り船としてこの世を生きているという大前提の
事実が解らなくなっています。この世は仮の世であり、魂を磨くための
修行の場として与えられており、人間は転生輪廻しながら経験を積んでいます。

この世で肉体生命を保つことだけが全てではない、ということです。

私達が「あの世」と呼んでいる世界が、本来の世界です。
決して「死」は、何もなくなるということではありません。


人の身体(臓器)は機械の部品のような物ではなく、
一つ一つに意識があります。
だから移植後に拒絶反応が出たりするのです。

改正臓器移植法により、それまでは、脳死患者が事前に書面で
臓器提供を意思表示していた場合のみ、脳死の段階で死とみなし、
臓器提供が可能だったものが、改正後、意思表示がなくとも脳死になれば
死と認められ、親族の承諾のみで臓器移植が可能になりました。

一見、医療の進歩と見えるものが、感情論ではなく事実として、
お亡くなりになった方の安らかなあの世への旅立ちを妨げているということは、
日本人のみならず現代人が、人間とは何かという本質を見失ってしまった
からであると思います。

臓器提供者となる方のご家族の、「本当にこれでよかったのだろうか」
という自らへの苦しい問いかけは、これからも続くことになると思います。

賛辞の声も多数ある中、私のこの意見が、提供者のご家族を
傷つけることになるかもしれないと思うと、大変辛いものがあります。


しかし、人間の本質を知ることは、人間がいかに生き、いかに死ぬか
ということにつながって来ると思うのです。

今、再生医療が大きく進みつつあります。

どうか一日も早く、他の方の魂を傷つけることなく、
再生医療によって、新しい道が開けますようにと願っています。

まだまだ無力の自分が悔しくてなりません。

心からご冥福をお祈りいたします。

 

 


http://sonoeyasuhara.blog.fc2.com/blog-entry-83.html

転載、させていただいた記事です

 



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1 コメント

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痛ましいことです。 (チェシャ猫)
2012-06-18 01:48:31
父が亡くなったときお世話になった葬儀屋さんに聴いた話ですが、ある女の子のお通夜で、遺体が急に起き上がってみんな度肝を抜かれたそうです。その後すぐに本当に亡くなられたそうですが、お通夜は絶対に必要だと思った出来事でした。
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