米医療保険改革法案を可決 オバマ政権に大きな成果
【ワシントン共同】米下院本会議は21日、公的補助を充実させて国民の保険加入率を拡大する医療保険改革法案を219対212の賛成多数で可決した。医療保険改革を内政の最重要課題と位置付けるオバマ政権にとって、大きな成果となった。
国民皆保険制度がない米国では国民の4千万人超が無保険状態で、2019年には5400万人に達する。保険会社の支払い拒否や医療に伴う破産も社会問題化。法案は中低所得層に税額控除や補助を付与した上で、国民の保険加入を事実上義務化。保険料高騰を抑制し、既往症による加入拒否などを禁ずるため保険業界への規制を強める。
この日可決されたのは上院が昨年12月に可決した法案。下院の意向を反映した修正条項も同日可決し、週明けに上院を通過、成立の見通し。修正後の法案は10年間で9400億ドル(約85兆円)を費やして保険加入率を現在の83%から95%に拡大。公的保険の運用効率化などで財政赤字を1380億ドル削減する。
(共同通信)
そして急速に萎えていくだろうアメリカ。。。
もう世界の警察は無理だ。。頼れないのだろう、
内側だけで一生懸命に・・・