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life*137.3

もうひとりのおばあちゃん

今から約4年前まで、益子には
『アカンサス』という鴨料理のお店がありました。

そこのご主人と奥様とは、私が幼いときから家族ぐるみのお付き合い、
大きくなってからは、お手伝いに行き
子供?孫?のように可愛がってもらいました。

最終的にはお二人とも高齢になりお店を閉めたのですが、
ご主人は残念ながらお店を閉めた半年後に
亡くなってしまい、、
奥様は現在静かに暮らしていらっしゃいます。


久しぶりに奥様に会いに川崎へ。。
どうしても『身体の調子が悪くて、、』という話に
なってしまうのですが
『いつもより食欲ある』と言ってくれました。


在りし日のアカンサス。
ご主人は銀座でバーを30年経営したあと益子へ移住。
益子のアカンサスも30年続きました。

1番忙しいとき(約20年前くらい)は
ゴルフの後の利用や会合、
東京から車を飛ばしてディナーに来る男女…
あれがバブルだったんでしょうか。。?
名の知れた方の来店も多くて、、
そんなときはすごく緊張しました。
あそこは都会のような、ちょっと異質の空気が流れていたかも。


店名の由来のアカンサス(和名:ハアザミ)

ご主人は昔堅気?で、アルバイト達に厳しいだけでなく、
お客様を説教をすることもよくあって(ホントです!)
周りはヒヤヒヤしたものでしたが
『昔、益子でセロリを買うのは俺と浜田庄司だけだった』が口癖、
抜群にセンスの良い憎めない人でした。



いろんな料理もたくさん口にして…
食への興味が育まれた場所でもあり
その他のことでも少なからず影響を受けていたんだろうなぁ、と
今になって思います。

店名で検索するといまだに?ヒット、
懐かしんでいる人の多いこともわかり
嬉しくなりました。

この日もやはり奥様との話題の中心は
マスター(ご主人)だったなぁ~♪

いつまでもずっとずっと元気でいてくださいね!

コメント一覧

sakusaku
■りんご■
マスターは高級車の人には愛想よくしたりしてさー(笑)
マスターのこと嫌ってる人もいっぱいいたからな
お客が気を遣うお店なんて今あまりないからね
でもなかなか他にはない雰囲気だったのは間違いないわ。

今も何かいい形であの雰囲気を他の人に伝えられたらよかったけど…。
住むには住みづらい造りだと思うけどねー。
りんご
1回も
行ったことがないのです。
噂はいっぱい聞いていたのに。
行けばよかったと後悔。
sakusaku
■masa■
UちゃんとかAとか最後の頃たくさん手伝ってくれてたよね、、

そーそー
バイトのあとセトヤ飲み会とかに持っていくと
スッゴい有り難がられた
マスターにこの後大勢と飲むとか言うとわざわざ作ってくれたり。

なかなか他にないお店だった~
masa
懐かしい この真っ赤なテーブルのとこと 奥のテーブルで一回ずつ食事したなー
初めて鴨食べたの もしかしてここだったかも
食器も素敵だったよねぇ

友達がバイトしてて よく残り物ののおすそ分けももらってたな
弟子時代の極貧生活だったから ありがたいしうまいしで涙涙だったわ

あー懐かしい
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