小さな音風景

乾きゐる音を曳きつつ枯れ椿転がりゆけり風の吹くたび 

私は女子大生ー6

2015年08月09日 01時39分06秒 | 小さな日記
4月から始まった短歌講座も7月で終わりを遂げた。
正直なところ毎週5首の提出から解放されほっとしている。

7月の最終日は今回の受講生学生と一般で20名、そして
昨年度、一昨年度の受講生も招待しての授業で40数名となり
教室は一杯だった。

40数名、各自、自分の自信作2首を提出し互選、鑑賞を行った。
最終日らしく票の多かった短歌の創作者には三位まで記念品が贈られる事になった。

私は、四か月間の流れから一位は前○さんが受賞するものだと思っていた。
先生の評価も高く受講生の評価も高かったからだ。

だが、結果は

一位は門○さん、二位は前○さん、三位は昨年度もしくは一昨年度の受講生だった。

私の中では門○さんが9回の裏ツーアウト満塁で逆転満塁さよならホームランを打った訳だ。
私が一位を狙ってた訳ではないがまったくノーマークだった。

私は、前○さんとは席が隣でいろんな話を伺う事ができたが
門○さんとは席が少しだけ離れていて殆んど話す事がなかった。

門○さん、格好良すぎるよ・・・
普通のおばちゃんではなかったんだね、

最終日に解った事だが門○さんは書をやっているらしく美術館で展示する程の腕前、
NHKでも紹介された事があるそうだ。

門○さんから頂いた書

短歌は何年位やってるんですか?とお尋ねしたところ俳句歴が三年程で短歌は初めてだったそうだ。

講座は終わりその後二度ほどみんなで会うことができたが

門○さんは私の気持ちを分かってくれたのか
私に一言こう言って去って行きました。
また会うこともありますよ・・

門○さんお元気で。本当にまた会える日を願ってます。




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