小さな音風景

乾きゐる音を曳きつつ枯れ椿転がりゆけり風の吹くたび 

西へ向かう歌

2011年06月23日 02時21分23秒 | 小さな日記
私は、歌が好きでよく聴くほうです。街で路上ライブとか若い人がやってると、つい立ち止まって聴く事さえあります。歌にまつわる話ですが、私の4月9日のブログ鳴り響くジュークボックス-16で、チェリッシュの”だからわたしは北国へ”の記事を書いた時の事でした。何故、北国へ!なのかですが、ちょうどその頃、深夜にラジオ放送を聴いていたらあの”青春の門”で有名な作家の五木寛之さんがどういう訳かこれまた同じような話をされてたんですね、五木寛之さんの話を覚えている限り書くとこういう風になります。今は亡き作詞家・阿久悠さんが周りの人から歌謡曲の作詞を進められた、出来上がった詩は北へ向かう歌が多い中で阿久悠さんだけはどういう訳か西へ向かう歌を書いた、阿久悠さんらしいなと五木寛之さんは話していました。その歌と言うのが藤圭子さんの”京都から博多まで”なんですが数少ない西へ向かう歌だそうです。藤圭子さんと言っても若い人達は知らないと思うのであのAutomaticをヒットさせた宇多田ヒカルさんの母親ですね、結局のところ何故北国方面の歌が多いのか解からずじまいですがやはり作詞する上で北方向じゃないと情景的にも歌にならないのでしょうか!それともあの菅原道真公が無実の罪で中央の政治(京都)から西(大宰府)へ左遷されたように西方向は縁起が悪いのでしょうか!・・・。♪京都から博多まであなたを追って西へ流れて行く女・・・

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