…まるで自分の言葉に酔っているかのように
語り始めたのです。
私の両親が住む地名を出して
「そこに引っ越そうか」と。
私の両親も高齢になってきた、
近所に住んだ方が安心だろう、
そんな意味かと思い
「あぁ、引っ越す?」と返事をした私。
すると家主は
「まぁ向こうは狭くなっちゃうかもしれないけどさ、なんとかなるでしょ。俺はかまわないし」
!!!!!!!!!!!!!
はぁ?何言ってんの?
両親は今、
二人で静かにのんびりと暮らしています。
不便なことも
心細い時もあるとは思いますが
それぞれのペースで
無理のない生活ができていると思うのです。
そこに
私だけならともかく
家主まで移り住もうと考えてる?
しかも
「俺は構わない」
…いやいや(゚〇゚ ;)
負担でしかないですから。
実家の近くに引っ越そう、と
思ってくれてるのなら、ありがたい話。
ですが
どうやらそうじゃなさそう。
「そうしてあげようかー」なんて
ありがた迷惑でしかないのですよ( ・᷄ὢ・᷅ )
これまでずっと何年も
しょっちゅう行き来してる付き合いならまだしも
最後に顔を合わせたのはいつだっけ?
くらいのもの。
「近くにいる」のと 「一緒に暮らす」のとでは
「安心を与える」よりも
「ストレスを与える」にしかならないと思うのです。
家主は晩ごはん前に飲み始めるため
その後の晩ごはんのメニューも覚えてない毎日。
その時間帯に
自分が何を言ったか、
どんな態度をとったかも
覚えてないことが多いのです。
私は今回も
聞き流すことにしました。
いつの間にかその話は終わり
テレビで流れていたクイズ番組の答えを
言い始めました。
やれやれ(´-ω-)
自分勝手な人の好意ほど
ありがた迷惑なものはない
【志茂田景樹】
家主が今後また
『俺いい事言ってるよ』っぽく
同じことを言い始めたら
「なるほどね、
考えてくれてありがとうね」と
それだけ言っておきましょうかね(´-д-`)
どうせ翌朝には忘れてるでしょうから。