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特になにもないですが

苦手克服への道

先日、友人が踊るフラのイベントを見に行きました。

彼女とはフラを通じて知り合い、

お互い習う先生は違うものの
私にとっては頼れる「フラ仲間」。

人としてもとても魅力のある女性です。


そんな彼女が
この度、はじめてのステージです。

人前に立とうだなんて
これまで考えられなかったと言っていた
緊張しいな彼女。

通常のレッスンとは別に
イベント用の練習も追加され
ヘアメイクのレクチャーも受け

『これが自分のやろうとしてることなのか?』と
次第にわからなくなったりで苦しんでる様子もありました。

本番の日が近づくにつれ
彼女からの連絡は途絶え、

私も特に何も告げずなまま
当日会場に向かいました。

ステージ上に彼女の姿を見つけ、
まるで母親のような気持ちで見守っていたのも踊り始めるまでのこと。

曲が流れ、動き始めた彼女は

すごく凛々しく堂々として
とても美しいフラダンサーでした。

あんな表情が出来るんだ、
あんな表現が出来るんだ、と感動が次々に。

人前で踊るのが初めてだとは
誰にも気づかれないほどのオーラを放っていました。

立派に2曲を踊り終えステージを下りて行った彼女を見送り

着替え終わって出てくる彼女を
どこかで出待ちしていようかな、
なんて思っていたら

なんとステージ衣装のまま
裏から駆け戻って私のところに来てくれました。

「私がいるのわかったの?」そう聞くと
「ステージ上から探した!」と。

彼女の手はガクガクと震えていて
目には今にも溢れそうな涙が。

「緊張した…」

ついさっきまで優しい笑顔で優雅なフラを披露してくれていた女性が

まるで小さな女の子のように
弱々しく立っています。

「頑張ったね」
「頑張った」

「大変だったね」
「大変だった」

「疲れたでしょう」
「疲れた、昨日は全然寝れなかったし」

そうかそうか\(^-^ )よしよし


競技会のように点数もつかなければ順位もありません。

「本人が楽しんだらそれでいい」
それで終わりでもいいのかもしれませんが

イベントが終わった後に感じる手ごたえは
人それぞれ。

“頑張ったから見れた景色がある”
というのは
実際にステージ上から見た光景ということだけではありませんね。

頑張ったからこその達成感。

それは
これ以上ない自分へのご褒美でしょうし、

この経験値こそが
度胸につながっていくものだろうと思います。

苦手克服への道に
素晴らしいスタートを切った彼女。

次は6月だそうです。
楽しみです!!









コメント一覧

samgirly
@xxkaminosizukuxx オトシガミさま!
ありがとうございます。

私も会場でまさに
ぐあああああああああああ(/Д\)
という感情でした!
xxkaminosizukuxx
ぐあああああああああああ(/Д\)

感動しました✨素敵なエピソードです⭕

また見守ってあげてください!!
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