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特になにもないですが

口出し無用

「お金がないから稼ぐしかないから」
そう言って、仕事のあとにもバイト。

夕食を食べる時間もなく職場からバイトに直行し、
バイトを終えて深夜に帰宅、
駅前で買ってきたコンビニのおにぎりを頬張り
お風呂に入るのも面倒になってそのまま寝る…

そんな20代の女子に
「キャパオーバーなんじゃない?」
と言ってみても

「だってしょうがなくない?」
と不服そうな表情。

先日も
バイトがなかなか上がりづらく
終電を気にしていながらも
うっかり時間を見誤ってしまい終電を逃して

結局タクシーで帰宅。
タクシー代は、
なんとバイト代の2日分だったようで
 (((̨̡‾᷄ᗣ‾᷅)̧̢))

「マイナスになったからその分シフト増やしてもらって埋めないと」


いやいや、それは違うんじゃない?
まるでギャンブルで損した分を取り返すぞ、と言ってるかのよう。
そもそも
そんなに時間もお金もギリギリな生活を見直すべきなのでは?

そんな私の言葉の中の
“ギャンブル”というワードがひっかかり

「仕事なのにギャンブルと一緒にされたくない」と彼女は逆上し

「自分のタスク管理は出来ているから」と鬱陶しそうに言い

「なんで怒られなきゃなんないの?」と背を向ける。


本人には伝わってないけど
私は怒っているわけではないのです。

むしろ
よく頑張ってるなぁ、と関心しているくらい。


“夢を叶えるために”とかじゃなく

好きなこと、趣味、
ただそれだけでしかないことだけど
そこまで熱中できることに出会えて

それってなかなか幸せなことだよなぁ
と私は思うのです。
…お金も時間も使うけどね (^^;)


私にも何かにハマる時期というのは
ちょいちょいありました。

『あの頃に使ったお金を全部貯めてたら
今頃相当貯まってるはず』

なんて思ったりも出来るけど

あの時夢中になってたなー
私もよく頑張ってたなー

なんて
こうして振り返ってみたときに

それはそれで、
ある意味自分の“財産”になってるように思うのです。

私自身にそんな気持ちがあるから

彼女のことは
いつも心配はしながらでも
ずっと応援しているのです。


私は過保護で過干渉なもので
ついついこうして口を出してしまいますが

彼女は自分の人生を
悩んで迷って
日々選択しながら生きているのです。

私の余計な老婆心は
ぐっと抑えておくべきなのでしょう。

聞かれたら答える、
求められたら応える、

こちらも踏ん張りどころです(笑)


『もっと楽に生きよう』と思う時期は
彼女にとっては
今ではないのかもしれませんね。




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