互いに助け合い、協力し合う。
大切なことであり素敵なことです。
相手の存在があるから頑張れる、と
精神的な力になっていたり、
相互扶助、
持ちつ持たれつ、
おたがいさま、
そういう意味では、
とても重要だと言えます。
ただ、
私の身近で起こった
ほんの小さな出来事によって
支え合うことが残念に作用する場合もあるのだと感じてしまいました。
出会って一年足らずなその二人。
最初から気が合ったのだろうと思いますが
つらい気持ちを打ち明け合い、
励まし合い、慰め合っているうちに
それぞれに相手の存在が支えとなって。
それでお互いの向上心を高め合えるのなら
きっと最高の関係ですが
ひとりが落ち込み、
気持ちが後ろ向きになったり
消極的になってる様子に
どうやら
もうひとりも引っ張られてしまって。
寄り添っているつもりだったと思われますが
悪い意味での相乗効果?
支えるとは
一緒に泣いて怒って、
そしてそばにいてあげることだけではないように思います。
きっとその二人は
求めるものが似ていたのかもしれません。
“してほしいこと”をお互いにしてあげることで支えになっていたようで。
残念ながらその二人は
常識や道理など考えられなくなってしまったのか
その場をかき乱すようにして
突然去っていきました。
間違いや思い込みに気づかせてくれた人、
軌道修正のきっかけをくれた人、
目標が見えたり
刺激をもらえたり
そういう人の存在は心強く
気持ちの支えになったりします。
誰かを支えようだなんて思わず
自分がしっかりすること。
相手が感情的なら、冷静になる。
相手が疑うなら、信じてみる。
合わせるばかりである必要はないと思うのです。