一言目は娘の声だったものの
すぐに知らない女性の声に変わり
「娘さんが電車の中で倒れてしまって」
とのこと。
電車から一緒に降りてくださっていたようです。
今はひとまず駅のホームのベンチに。
駅員さんにお願いしたら
車椅子を持ってきてくださるそうで、と。
電話を受けて
急いでその駅まで車で迎えにいきました。
駅員さんが
車椅子に座った娘の横に立って
私を待っていてくれました。
車まで車椅子を押して下さり、
「どうぞお大事に」と。
電話を下さった方のことは
なにかわかりますか、とお聞きしたところ
「男性と女性、
四名くらいいらっしゃいました」
とのこと。
それぞれたまたま近くに居合わせた方々だったようです。
水分を摂るように、と
ペットポトルの飲料を持たせてくださった方もいらっしゃったそうです。
温かい方々に
お礼の申し上げようもありません。
本当にありがたかったです。
それぞれに皆さん
お疲れのところだったと思いますし
申し訳なかったです。
大変お世話になり感謝しております。
この声がどうぞ届きますように。
人の優しさにふれて
私も人に優しくなれるようでありたい、と
思いました。
誰かを助ける、なんて
なかなかできることではないですが
気にしてあげたり
声をかけることならば
私にもできるかもしれません。
迎えに行った時の娘は
意識はありましたが、足に力が入らない様子でした。
一夜明けて
今のところ体調は落ち着いてるようですが
精神的に不安も残っているようです。
お友達との約束をキャンセルしてもらい
「今日は家でゆっくりする」と。
季節の変わり目、
寒の戻り、
そしてここのところ続いている低気圧なども
影響しているのかもしれません。