わたしの骨盤が整うことは、一生ないと思っていました。治してもずれて、治してもまたずれて…。永年の歪みは、そうそうすぐには治らないだろうと。
ところが、6回目の骨盤矯正で整骨院を訪れたところ、みごとに整っていました!
骨盤がズレているか、どうしてわかるかと言うと……、
【自分でわかる 骨盤の歪み チェックポイント その1】
壁を向いてまっすぐに立ち、両手を伸ばして壁についたまま、右足、左足を交互に上げます。
これまでは右足が重く、左足が軽かったのが、両方同じくらいの重さになりました。ただ、まだ左が動かすたびにコキコキと音が鳴ります。
【自分でわかる 骨盤の歪み チェックポイント その2】
診察台の上に座ります。このとき、両ひざの後ろが診察台に当たるようにします。
上から見ると、前までは右ひざが前に出ていましたが、両方揃っています!
【自分でわかる 骨盤の歪み チェックポイント その3】
うつぶせになって、右足と左足を合わせます。
以前はつま先とかかとの位置がすれて、両足の長さが違っていましたが…、ピッタリ合っています! このつま先とかかとが合う感覚はすごく気持ちいいです。
【自分でわかる 骨盤の歪み チェックポイント その4】
うつぶせになって、ひざを曲げ、足を外側に開きます。左足はよく開いても、右足は開きにくい感覚がありますが、かなり開くようになってきました!
というわけで、6回目の骨盤調整は行わず、様子を見ましょうということになりました。
ぐうぅっと腰を押してもらう矯正はめちゃくちゃ気持ちいいので残念でしたが、治療の必要がないとのことで、通常のマッサージをしていただきました。
ふぅーっ。
これまで背負っていた大きな荷物をストンと降ろせたようで、いっきに気持ちが軽くなりました。
中2日開けて5回、コツコツ矯正してもらってよかったです。(あ、コツコツとかダジャレちゃいますよ)
骨盤が整ったのは、矯正に加え、普段の生活の中で骨盤がずれないように、常に意識したことも大きかったと思います。
足を組んで座りたい衝動に駆られたときも、グッとガマンしました。
ふと気づいて、左手でほおづえをついているときも、慌ててやめました。
右足に体重を乗せて立っていると気づいたときは、両足でバランスよく立つように心がけました。
いかにこれまで体に無関心だったか、何気ない動きに鈍感だったか、骨盤矯正をして初めて気づかされました。
筋トレに関しても、整骨院の先生から「どの筋肉に効いているか、意識しながらすることが大切ですよ」と教わりました。
意識して動かすと、今までレッグプレスもただブラーンブラーンと足を動かしていたのが、しっかり止めて操れるようになりました。
二の腕や肩を鍛えるのも、軽い重りでも成果が見えるようになりました。
バイクをこいでいても、どんどん汗の出る体質に変わってきました。今まではサウナに入っても、左手の甲に少し汗をかくくらいでした。(汗)とかよく書いていましたが、手の甲だけでした。
そしてそして、マッサージを終えて、ピラティスのスタジオに入ると、これまた先生がためになるお話を教えてくれました。
体を整えるときは、「体を筒だと思って鍛える」といいのだとか。「体は筒」なので、腹筋を鍛える、腰を鍛えるというのは、最近ではナンセンスだそうです。
なるほど…。これはトレーナーの先生にも「二の腕を細くしたい」「下腹のお肉を取りたい」「鎖骨が見えるようになりたい」と言ったとき、「総合的に鍛えないとダメですよ」「筋肉が付いてくると、二の腕の脂肪は自然に取れますよ」「全体的に筋肉が付いて、下腹は最後ですよ」と、ずっと言われていたことと共通する部分があります。
どこか一部を鍛えようとするのはナンセンス。なるほど、少しずつ筋トレで大切なことが、まだまだほんの一部ですが、見えてきたような気がします。
体づくりは、心づくり。
体が整うと、一番元気が出るのは心です。
最近、気分が落ち込みがちで…、気が滅入ることが多くて…、何をしていても気持ちが晴れなくて…、という不定愁訴とわたしもずいぶん永く付き合ってきましたが、少しずつ元気になりつつあります。
以前のわたしのように悩んでいる方がおられたなら、骨盤矯正、筋トレはおすすめです。
◆骨盤矯正 初回のブログはこちら。
https://blog.goo.ne.jp/sammy_sousaku/e/72437e36e4cf502aa42941c97b956ab4
◆追記
この後、毎週一回、整骨院に通っていますが、骨盤が歪むことはなくなりました。
普段の生活習慣も大きいと思いますが、バランスを保つ「コツ」が身に付いた気がします。
※ただし、効果には個人差があります。