学校から帰ってきた長女が、うれしいことをいってくれた。 「ママの本な、けっこう、クラスで読まれてるで」 先生が学級文庫に置いてくださった『はじめてのお釈迦さまのお話』が、男子にも女子にも読まれてるということだった。 「ほんまぁ…」としか返せなかったけど、心底ほっとした。 読んでくれた子の心に、ひとかけらでもいいから、何かを残せるといいなぁ。