昨日のブログには『迷路のような』と書いた。迷路なら、まだよかった。上から太陽の光を感じることができる。でも、どんどん入っていくと、深い地面の底で、土を掘っては進んでいくような状態になってきた。真っ暗で、たどりつけるかどうかも自信がない。
一カ所だけ掘り続けてると、途方に暮れて、すぐ疲れてしまう。それで、四方向を掘っていくことにした。一カ所30分。行き詰まると、違うところを掘っていく。本当は一カ所をずっと掘っていくほうが、近道なのかもしれない。けれど、この方法だと、不安ばかりが大きくなって、すぐへたりこんでしまう。それで四方向。四カ所掘ってりゃ、どれか、たどりつくだろうと、やはり関西のおばちゃん的発想。
今までは、一日単位でスケジュールを組んでいた。すると、一日ずれても、まあいいや、どこかで取り戻せるさ、とずるずるいくんで、30分単位にしてみた。30分で書ける枚数を考慮して、『10時から10時30分は、どの作品を何ページから何ページまで』とスケジュールを組んだ。夢のようなスケジュール。この通り、できれば、わたしは月刊○○と呼ばれた、あの大御所の先生並みに書けることになる。が、現実はと言うと、なかなか予定通りには進まない。それでも、今の時間はこれをするんだ!とわかると、他のことを考えずに作品に入っていけるのがよかった。今までは、その時、何をすべきかわかってなくて、悩んだり、落ち込んだりばかりしていた。時間と向き合ったら、そんなことは考えてる暇がなかったことに気づく。
予定では、次のところを掘る時間になっても、今掘ってるところが手ごたえがあって、ついつい、そのまま突き進んでしまう場合もある。逆に、ぼんやりしかできてなかった構想も、いざ掘り出すと、意外に進むことに驚いたりもした。とにかく、休まず掘っていけば、いつかはたどりつけるさと、元気も沸いてきた。
お昼はちょっと休憩して、お花を買いに行った。玄関に、シクラメンとガーデンコスモスと桜草を飾る。それだけでもう、たっぷりいやされる。夕方は、ソファーで子供達とダラリンとして、パンダの親子状態。昼間、集中力を高めただけに、夜はゆっくり休む。この方法で、なんとか目的地にたどり着けますように…。最後の最後まで、あきらめずに進もう。
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事