春らしい暖かな好天予報となった2月28日、なまった体をほぐしに恵那から端正な姿が望める笠置山(1127m)にカミさんと行ってきました。1984年12月に一度例会山行で登っているだけでその後の登山記録はなぜかありません。林道でも山頂直下まで上がれる山ですが、ここは姫栗から標高差750mを登り、望郷の郷キャンプ場を周回するコースを計画しました。
9時半に姫栗ふれあい公園に駐車、ちょっと別荘地っぽい所を登っていくと林道からだんだん山道に。50分程で舗装林道と交差、そこに休憩小屋がありました。そこから少し登るとヒトツバタゴの自生地(6月頃花が咲くそうです)やサンショウウオの生息地などがあり、静かな整備された山道の登りになります。40分で再び林道との交差点、最後30分弱の急登で12時前に山頂到着。笠置神社があり、樹林が茂って御岳や白山方面が樹間からちらほら見えるだけ。周辺の大岩にヒカリゴケやペトログラフという不思議な線形図形が見られるそうですが、岩場に雪が凍結していたので無理をせず、ひと下りした物見岩で昼食。ここからは中アから恵那山とその向こうの南アルプスがよく見えました。
パノラマ写真を作ってみましたが、スマホが勝手に写真の画像を調整してしまうので、ちょっと左右の色合いが変わってしまいました。
下りは望郷の郷キャンプ場へ下り、そこから舗装林道で姫栗林道交差点に戻りましたが、山頂部のあちこちにクライミングエリアがあってボルダリングや岩登りができるようです。林道交差点からは登ってきた道を下り、15時前にふれあい公園駐車場に戻りました。