？のオブジェ

先日、所用のため渋谷を抜けて、池尻大橋に行きました。東急田園都市線の地下駅「池尻大橋」から地上に出ると突然にコンクリートの巨大なオブジェに出くわします。これは首都高速3号渋谷線と中央環状（新宿 / 品川）線を結ぶ「大橋ジャンクション」です。空を覆わんばかりの塊に圧倒されます。まだ工事中で、平成25年度には中央環状品川線とも接続するそうです。4層ループ構造のジャンクションで、山手トンネルと渋谷線の最も大きい高低差は約70mもあり、ループ構造の2周分も使いながらジャンクション全体で接続すると説明されています。また、周辺の大気や騒音など、環境への影響を低減するために壁で覆っていますが、光により壁面に縞模様が浮かび上がり表情に変化が出るように配慮したり、擬似窓を設け圧迫感を低減したり、屋上は公園として整備し、エコな緑地空間を創ることで地域のまちづくりに貢献すると広報しています。 完成が楽しみですが、かっては住宅地であったこの地域にこの巨大な塊は、何となく違和感もあります。