アクセルの技術的な解説は羽生さんに任せよう

2018-11-12 19:38:58 | 賞・インタ・会見

羽生結弦を知ってしまったら、他のものが物足りなくなってしまう。

そのような経験は羽生くんファンならいくつもあるでしょう…今朝まさにそんな体験をしました。

 

我が家の朝のテレビは特に決まっておらず、その日の気分によって適当にチャンネルを合わせているのですが今朝は日テレのZIPを見ていました。

他のチャンネルもそうだったと思うのですが、ZIPでも紀平ちゃんの特集をやっており、その中でトリプルアクセルが他の3回転に比べてどう難しいかの説明をしていました。それをフィギュアスケート解説者の河合さん(女性)が解説していたのですが、その説明が物足りなかったんです。その方の経歴を調べたら元アイスダンスの選手で長野オリンピックにも出ていたと。恐らくアイスダンスの選手だったからジャンプについてはあまり上手く説明できなかったのか、またはちゃんと説明したのに番組ではカットされてしまったのか。

とにかく、半回転多く回るから難しい的な

それを見て私と旦那は突っ込みました。確かにそれはそうなんだけど、それだけ?みたいな…半回転多く回るだけじゃないよね?的な突っ込み…

また、別の番組では中野由加里さんの説明を紹介していました。「前向きだから恐怖感がある」的な。

経験者としてそれはよく伝わりました。しかし、私はその説明でも物足りなさを感じました。

なぜなら、私は以前に羽生くんの技術的な解説を聞いてしまっていたからです!!!!

それはそう。今年の2月27日。日本人記者クラブの会見で4回転アクセルについて質問されたときに、羽生くんはアクセルジャンプと他のジャンプの違いについてまず説明しました。

それがすごく分かり易かったんです。

まず、ジャンプというものは必ず後ろ向きで降りなければいけない。前向きで降りるということは、フィギュアスケートの競技上、ステップとかスピンとかそういう事以外在りえない。

そこから説明してくれて非常に分かり易かったです。だから前向きで跳ぶアクセルは半回多く跳ばなくてはいけないから他のジャンプよりも難しい。

本題はここからです。さらに技術的な説明を羽生くんはしました。

後ろ向きで跳ぶジャンプは手を横に回しながら跳ぶことが出来るので、回転をすごくかけやすい。

ただ、アクセルジャンプは手を後ろに持っていってそのまま前に出さなくてはいけないので、遠心力をすごくかけ辛い。その上で4回転半まわらなければいけないので難しい。

 

それを聞いて私はやっと理解しました!単に半回転多く回るだけでなく、遠心力をかけ辛いからさらに難しい。よって4回転半はとんでもなく難しいジャンプなのか!!!!!

このような羽生くんの説明を聞いてしまったから、他の人の解説が物足りない、ものすごく物足りなく感じていまします。

もう、アクセルジャンプについての説明は、羽生くんのこの時の説明のビデオを流せばいいんじゃないですか????

その説明の辺りから再生↓(18:50あたりから)

 


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