この写真がジワジワジワジワくるサラ枕です。こんにちは
ヘルシンキGPでの羽生くんの演技についての感想をほとんど書いていないような気がしたので少しでも書きます
明日にも今日にも???羽生くんはロシア入りするかもしれないというのに今頃ヘルシンキの感想?って感じですが…
いや、だからこそ、ギリギリの今日に書かなければいけない!!!
その前に、ヘルシンキに観戦に行った羽生くんファンの皆様にここからお礼を申し上げます。レポートや写真をSNSなどで見せてもらいました。今までの試合に比べても、もの凄い量だったような気がするのですがそしてプロ?と思うような写真もたくさん!
私が特に感謝したいのは、衣装のアップを撮ってくれた方です。テレビやネットではなかなか細かい装飾や質感がわからないので嬉しかったです
このような時に「ああ、海外の試合で良かった」と思う訳です。貴重な歴史的資料がたくさん保管できるからです。特に「春よ、来い」は、Faoiの時は当然ながら観客の撮影は禁止でしたがその上報道用の写真も規制されていました。恐らく写真集を売るためではないかと私は思ってせこい商法にムカついていたのですが、海外の試合で滑ってくれたことにより、羽生くんが衣装を着た色々な写真を見ることができて、本当に感謝しています。また、GPシリーズですから日本だけでなく、海外の著名なカメラマン撮影の芸術的な羽生くんの写真も見ることができて、本当に嬉しいです。
そして、各国実況解説を翻訳してくださったファンの方にもここから御礼申しあげます。羽生くんのファンの方は本当に才能豊かな方がたくさんいて素晴らしいですね…有難い有難い…
では、簡単ですが各演技の感想
・ショートプログラム「秋によせて」
GPシリーズの1戦目でほぼ完ぺきなショートプログラムを見せてもらえるという夢のような世界。これが五輪二連覇した生きる伝説の男のファンに与えられたご褒美なのでしょうか。ほぼ完ぺきというのは羽生くん比であって、他の選手なら完璧というかあんなプログラムを滑りこなせる選手はいないから通常の完璧レベルを超えた世界の話の完璧という訳です。
つまり、ツイズルサンド3Aが羽生くん比で完璧ではなかった。軸が斜めであった。しかし納得いかない。以前私はツイズルサンド3Aの基礎点を20点にしてほしいと書いたが、せめて15点にしてほしい。それくらいで平等なのではないのだろうか。同様に、イーグルサンドとかカウンター3Aなどにもボーナス点を付けて欲しい。今のところ、GOEの付け方に納得いかない。難易度の高い技に見合ったGOEが付いていない気がする。
高度な技に高い点が出る。ルールはシンプルにそこを目指してほしい。
ショートの3Aなんて絶対失敗が許されないのに、ツイズルサンド3Aなんて誰も絶対挑戦しない技を見せてくれる羽生くんには感謝しかない。こんな演技をしてくれる選手、私が生きてる間に他に現れる気がしない。
羽生くんのプログラムには限界がない。点数的には限界が来たとしても、それ以上のものを、演じる度に見せてくれる。このOtonalも後何回見れるのか。
・フリープログラム「Origin」
ヘルシンキではとにかくジャンプを全部決めてクリーンな演技をしてやる!という意思を私は感じました。そのような気迫というものは伝わってくるのです。だから感動するのです。だから羽生くんの演技をまた観たくなるのです。何度も観たくなるのです。4T+3Aを何が何でも決めてやるという意思。そこだけでもグッときます。また、最後の3本が全てコンボという鬼のような攻め。それこそ勝負師です。それこそスポーツです。人は経験したことのない未知の世界に惹かれるものです。羽生くんは演技でいつもそれを見せてくれます。今シーズンは自分の為に滑ると言っていましたが、4T+3Aとか、難しいことに挑戦するのは若い選手の為だと言っていました。ヘルシンキの演技の後に。どこで見たのか忘れてしまいましたが常に後輩のこと、スケート界の将来のことも考えながら滑っているのです。これぞ王者です。
Originはまだまだこれからどんどん進化していくでしょう。ロステレではどんな目標を設定しているのか、どんな演技になるのか。楽しみすぎます。とにかくかっこいいプログラムです。
心の灯に薪が入れられた状態からどうなった羽生くんが見れるのか楽しみですね
・エキシプログラム「春よ、来い」
私がFaoiを観に行ってこのプログラムを初めて生で観たとき、その音楽との融合性に驚きました。まさに音楽と溶け合う演技でした。音を纏って(まとって)ると感じました。その音楽との融合性に関しては、はっきり言って他の選手と比べ物にならないと感じました。音楽と氷と羽生くんの三位一体。これがこのプログラムの魅力だと思います。尋常じゃない。
また、そのスケーティングの緩急が凄い。そしてスピード感。ハイドロに向かうまでのあのスピード感は一生忘れられません。それがさらに浮世離れした感じに見えるのではないでしょうか。他のどのスケーターよりもスピードが出ていました。定点カメラの観客動画だと尚それが分かり易いと思います。
ヘルシンキの演技はFaoiの頃に比べてさらに磨かれてました。
ロステレではどうなるのか…ノッテステラータは試合ごとに異なる演技を見せてくれました。このプログラムもそうなるのか、楽しみです
羽生くんの演技は同じプログラムでもその度に違う思いや背景があって、まさに一期一会の演技。そしてそれが伝わってくるのです。だから魅力が尽きないのです。決して飽きる事なんて無いのです。
おめでとう&ありがとう!!!
以上、本当にざっとした感想でした
ゴゴレフ君のJGPF出場が決まりましたね。調子が良ければ、優勝だってありえます(恐!)。
羽生さんの後クリケを受け継ぐのはジュンファン君かと思っていましたが、ジュンファン君がぼやぼやしていると、一気にゴゴレフ君の時代が来てしまうかも。
頑張れ、ジュンファン!
本当に、今までもそこまでしなくても点が取れるのに!GOEが+3では足りない!と思ってた所にGOEの幅が増えて、これは羽生くんに朗報!と喜んだら、結局変わらないというか、逆にモヤモヤする採点が増えたような気がします…今のところ(涙)
ゴゴレフ君、このチャンスを生かして欲しいですね♪女子もそうだけど、男子も北京五輪の頃にはどんな戦いになっているのか!
ジュンファン君も頑張って欲しい!!
しかし、日本は何やってるのか。引退から復帰した選手より若手に力を注げよ!って私は思っちゃいます。