F1をテレビで見ていて、コース上に大きく「Heineken」(ハイネケン)と書かれたスポンサーロゴを見て「ヘルシンキ?!」と叫んでしまい、旦那に「羽生馬鹿」と呼ばれてしまったサラ枕です。こんにちは
今週末に息子の学校の定期テストがあるので、土日はテスト勉強をさせるために労力を使い果たしてしまってブログを書く気力が出ませんでした…
息子に30分の勉強をさせるために、私は1000キロカロリーくらい消費する…そんなイメージでしょうか…
こんな状況になってしまったのも全ては自分が母親として至らないが故。こういう時にいつも羽生くんのお母様の顔が思い出され、母親としての格の違いを思い知らされます…そして、同じように子育中の羽生くんファンのお母様は教育熱心でしっかりした方が多いようなイメージなので、こんな事を書くのは凄く恥ずかしいのですが…
少しだけ言い訳をするならば、私はまさかテスト直前になっても勉強をせずに平気で、しかも結果が悪くても全く平気な人間が存在するなんて思いもしてませんでした…そしてそれは男の子に多いという事実…しかしこれも結局は私のリサーチ不足…子育てに経験値が当てはまらない!ということにもっと早く気が付けばよかった…
そんな中、成長も少しあって、2週間前くらいでしょうか、息子が自発的に本屋で問題集を買ってきて、朝勉すると言うではありませんか!それを聞いたときの私の喜びは羽生くんで言うところのオーターム優勝レベル(羽生くんすみません…)しかし、きっちり30分。どんなに早く起きても30分きっちりしか勉強しない。5時に起きても5時半に起きても6時に起きてもきっちり30分だけ。1分も延長しない。そんな息子に腹が立ちそうになるのを高望みはいけないと言い聞かせるのにまたカロリーを消費する。そしてついつい食べてしまう。そんな日々でございます
そんな中、週末はフィギュア界的にはNHK杯が話題だったと思うのですが、私も女子は全部観て興奮しすぎたので後でできれば感想書きたいです
それ以外に関しては!私も今まで溜まっていたマグマが!さらに!沸々と煮えたぎってきて!!噴火しそうになったのですが!!!とりあえずそのマグマは全て旦那にぶつけて少しおさまった状態でいます…。幸い旦那も同じ考えなので有難いんですが、旦那は私以上に毒舌なのでここにはとても書けませんが最終的に「橋本聖子をAIにすればいい」と旦那が言ってWhat?って感じですが、スケ連の会長をAIにすればいいのではないかという提案でございます。それくらいやけっぱちな気分になった我が夫婦でした…
考えてみれば、GPシリーズというものは会場ごとに氷の質は違うしジャッジも違うし、ある程度のバラつきや不平等さというのは仕方ないものですが、それも限度というものがありまして、許容範囲というものが。
羽生くんがヘルシンキGPの時にジャッジのバラつきについて言及したのは余程のことだと思います。羽生くんが口にするってことは余程の事だと私は思いました。しかし、余程の事だと感じたのはあくまでも私の感想です。羽生くんが本当のところはどう思ってるか。それは羽生くんにしかわかりません。
色々思う事はありますが、ジャッジに関しては、同じ試合でどのような採点をされるか。それを見てから書きたいと思います。つまり直近はGPF
そして全日本
特に全日本は楽しみですねしかし全日本についてはまた今度
今回のNHK杯で宇野君のショートの3AにGOE+5を付けたジャッジが5人ほどいました。それは別にいいと思いますよ!+5の要件を全て満たしていたのでしょう。私は素人ですから、よくわかりません。
しかし、もしGPFで同じ質のジャンプを跳んだ場合、ジャッジはどうするか。そしてもし、羽生くんが完璧なツイズルサンド3Aを跳んだなら?どんな採点になるか凄く楽しみですね
そしてもう一つの注目はコレオ。コレオシークエンスです。
これは新ルールになって基礎点が上がり、GOEの幅も当然増えました。これはジャッジの好みが色濃くでるエレメンツだと私は理解しています。GOEの要件は以下の通り。
1) 創造的でオリジナリティがある
2) 要素が音楽と合っている
3) エネルギー,流れ,出来栄えが十分で,開始から終了まで無駄な力が全く無い
4) 氷面を十分にカバーしている
5) 十分に明確で正確
6) 全身の優れた関わりとコントロール
私は特に1)の創造的でオリジナリティがあるという項目で羽生くん以上のコレオは無いと思っているのですが…
しかし、いかにジャッジに好かれるコレオを実行するか。そこが重要です。単に難しい技術を実行したからって加点してもらえないのです。これについては以前小塚さん、無良さん、鈴木さんが座談会で言っていました。ジャッジの様子を見ながらコレオの振付をシーズン中に変えていったり模索すると。羽生くんは昨シーズンはほぼ満点に近いGOEを得ていました。今シーズンはまだそこまでもらっていません。ヘルシンキで+5をくれたのは一人だけでした。ロステレでどうするだろう。注目しています
そこで思いつきました。もしかして色気色気っていうのは、このコレオのことなんですかね?!色気を出せば点数を稼げる。そう信じている一派がいるのは間違いない。これは今朝村上佳菜子さんがワイドショーで宇野君の色気がジャッジに点を出させる的な発言をしていたのを目撃して、私はキタキタキタ!!!!と興奮したのですが(すみません。色気研究家を目指しているので)
昨年の全日本でも、目標が「色気」とか言っている選手が複数人いて、私は馬鹿じゃないだろうか?と驚いたのですが、これは色気が点数につながると本気で信じているからだと気づきました。
本気で信じてるんだ
って。
その具体的なところがよく理解できなかったのですが、コレオか?と今、私は気づきました。実際、宇野君のNHK杯のコレオの点数、羽生くんのヘルシンキより上でした………
ここに謎があるのだろうか。
これから色気を研究するにあたり、コレオとの関わりと点数についても調べていきたい。
残念ながら全日本は私はショートの観戦なので、生の色気のコレオは見れませんがテレビで確認したいです。
楽しみがまた増えました
そして最近思うのですが、色気が点数に反映されると信じて演技をしているスケーターがいて、そしてそんな選手を応援しているファンがいたとしても、それはそれでいいと思います。
私は色気より技術を磨けよ!と思ってしまいますが。余計なお世話ですよね…
いや?色気も技術なのか????
…わからなくなってきました…
これも研究していきたいですね…そしていつか色気についての卒論を書きたい…
…そんな馬鹿な妄想をしている場合ではないですね
とにかく!私は技術で勝負し、さらに音楽との融合、芸術を見せてくれる羽生くんのような選手が好きです。
技術力の差が最も現れるのはショートプログラムだと思います。あれこそ最高の技術に基づいた圧倒的な美しさ!!!!私は羽生くんのショートプログラムが大好きなのはその点が顕著だからだと思います。
バラ1やOtonalがそうです。実際点数にも表れています。技術的にごまかせる部分が少ないからこそ、羽生くんが圧倒的な点数を出し続けているのだと、私は思っています。
ということで、ヘルシンキ以上のOtonalが見れることに興奮しています。そしてOriginがどこまで進化しているか!!!!
そして美の異世界へと引きずり込まれる春よ来い…
あああああ楽しみすぎます!
これらの3つのプログラムの進化を見届けられる。こんな嬉しいことはありません
以上、まとまりのない雑談?独り言でした
色気についてですが、ずっと疑問に思っていたことがあります。なんで男子シングルの選手や演技についてだけ、頻繁にこの言葉が登場するのか、ということです。
女子の選手については、主要な選手が未成年ということもあり、下手に使うと○○ハラの恐れありということかもしれませんが。それよりも女子については、伊藤みどりさん以来、これはスポーツなんだというメッセージが発信されてきたように思います。言葉でなくてもその演技から。男子だってそうだとおもう。演技を見て心を動かされたとき、それをどのような言葉で表現するか、伝える側、解説する側の語彙力の問題ではないかと。語彙が乏しいから安易に色気って使っちゃう。選手の側が「心の灯火に薪が入った」なんて素敵な表現をしているのだから、伝える側ももう少し言葉や比喩を工夫したらどうかと思っています。自分は、どうだといわれたら、つらいですが。それとコレオのかかわりというのもあるかもしれません。慧眼ですね。今まで思ってもいませんでした。卒論待ってます。
初めてのコメントなのに、長々と失礼しました。
「おっさんだって」の記事からこちらにながれつきました。
男子選手にだけ使われる色気という褒め言葉。私ももまだまだ勉強中で断定はできないのですが、きっかけはやっぱり高橋大輔さんだと思います。高橋さんはオリンピックのメダリストにまでなった方ですし、元々スケートが上手で才能のある方です。しかし、彼のスケートを褒める上で「色気」という言葉が主流になってしまった。本来のスケート技術まで全て「色気」という言葉で片づけられてしまったのではないか。
高橋大輔さん=色気。
そして高橋さんが男子スケート界で王様だったころにそれが定着してしまったのではないか。
高橋さん=色気 よって、色気=最高の褒め言葉。
男子フィギュアに必要なのは色気と言わなければならない圧力でもあったのか?
この頃に、競技としての解説が衰退してしまったのかも??
とにかく、高橋さんの登場によって、色気という言葉が安易に使われるようになったことは間違いないと思います。
そしてそれを引きずってる人たちがまだまだいるってことですよね
それ以前のもっと昔の解説はそんな事なかったと思うのですが?!これもまた調べていきたいです。
ほんと、安易に使われすぎですよね!便利な言葉ってことですよ。おっしゃる通り、語彙力が無いってことで勉強不足ってことですよね。色気色気言う解説は。
解説者はプロなんですから、もっと要求して当然です!!
羽生くんをきっかけにスポーツとして見るようになった層が逃げてしまいますよ…
チャイブさんのように感じている人の方がきっと多いですよね。素人を馬鹿にしちゃいけません!って思います…
ということで、私もまだまだ卒論(何の卒業だ)書けるまでのレベルではありませんが、また何かわかったらブログでも報告します!
チャイブさんもまた気軽に書いてください♪ありがとうございました