こんはんは。本日7回目?くらいの投稿になります
あと1時間ほどで羽生くんの金曜日の公式練習が来てしまいます!そして3時過ぎにはショートの試合!!!!
突然ですが
私は今、もの凄く感動しています。
何とかこの感動をブログで伝えたい!と、伝えるためにトライする為にPCを開き、試みようとしているサラ枕です。←既に日本語が変な気がするが…
私は今シーズン、羽生くんがOtonalとOriginを継続、持ち越し、再演(なんと呼ぶのが良いのだろうか)した事に感動しています。
さっきコメントにも書いたのですが、羽生くんは無限の才能、可能性があるから、新プロを滑って欲しかった!というファンがいて当然だと思います!そして、そんなファンもいるということは羽生くんは分かっているでしょう。
サラ枕も正直、最初はせめてどっちかは新プロで見たかったなあ!という気持ちはありました。
しかし、今はそんな気持ちはさっぱり無くなり…というか、その気持ちを今シーズンは捨てることができました
なぜなら、現地木曜日の公式練習後のインタを見て、羽生結弦という天才が考える世界、プログラムに対する向き合い方に非常に感動したからです。
その一部を貼っておきます。
「去年はケガで思ったようなシーズンを送れなかったのと、ショート、フリーともに自分の中でまだ完璧な演技をできていないことがすごく心残りでした。また、このプログラム自体を、負けたままでは終わらせられない、という気持ちもすごく強かったので......。プルシェンコさんへのリスペクトの気持ちはすごくありますし、完成させたうえで悔いなくこのプログラムを終えたいな、という気持ちがいちばん強かったんです」
私はこのインタを読んで、その一途さに心を打たれました。そして、羽生くんが見つめている世界の広さと深さに感動しました。
そして過去のあるインタビューを思い出しました!
それは2017年ロシアGP・フリー後の囲み会見でのインタ。海外記者からの質問です。この時のインタはマガジンの山口さんが全部書き起こしてくれていたので、私はそれをきちんと知ることが出来たのです。
この時既に、羽生くんは一つのプログラムを滑り続けることはフィギュアでは珍しいという自覚があった。その上で五輪に向けてSEIMIとバラ1の再演をした理由を語っています。
その一問一答のスクショを貼ります。(「フィギュアスケートマガジン2017-2018シーズンスタート号、P32より)
羽生くん「フィギュアスケートでこういう風に同じ曲で滑り続けるのって、やっぱり珍しいことかもしれないですけど、僕自身このプログラム(バラ1、SEIMEI)を作ってもらった時にすごく参考にしたのが、バレエであったりやっぱり日本の伝統文化的な踊りであったり、そういったものをすごく参考にしました。
やはり特に日本の伝統的なものに関して言えば、何回も何回もやっているし、もっといえば、ホントに昔からその踊りがやられていて、同じ音楽で同じことをやっていて、それが受け継がれていって深みがあるものになっていく訳であって、それはやっぱり自分のフィギュアスケートの形として、やっぱり同じなんじゃないかと思っていますし、そういった意味でもちょっとずつ、この2つのプログラムを僕自身が納得できる形、納得できる基準までもって行けたらいいなあと思ってやらせていただきました。」
(これを読んで、やっぱり野村萬斎さんの影響受けていると感じることもできます。)
ここで気づきました。キーワードはやはり continue だと!!!
先達から受け継いだ一つのプログラムを自分が納得出来るまで演じ、そのプログラム達を昇華させてから次にまた受け継いでいく。
それが羽生くんの目指すフュギアスケートの形。
ここで余談ですが、この質問は海外記者からだったので、当然英語で通訳されたのですが、この時通訳していたのが田村明子氏だったんですが、この羽生くんの答えをきちんと通訳できていませんでした「バレエや日本の踊りを参考にした」程度の簡単な通訳で、それについてある海外ジャーナリストが「バレエを参考に?What?」みたいな反応をしていたのを見ました…しかし、私はそれを指摘できるほどの英語力が無いので見ていることしかできなくて悔しかったのをよく覚えています…反省です…そしてもちろん羽生くんは気づいていたと思います。悪い意味で適当な通訳をされたことに!
ついでにこの号の別のインタ。これは前もこのブログで紹介したのですが、もう一度!
ジャンプの跳び分けについて語っている羽生くん。「特に僕の場合、ホントに全部使い分けて跳んでいるので…」と答えた羽生くんに私は衝撃を受けたのです。
つまり、ほんとに全部使い分けて跳んでない選手がいるとわかっていると…
以上のように、私は羽生くんの目指す世界に感動している訳ですが、同時にその心の強さにも感銘を受けています。
上記のような精神を理解してくれない人もいる中で、自分の理想を貫き通す強さ。
それは自分を信じていなければ出来ないことです!
そこが凡人と天才の違いだと思います!!!
下手をすれば自分のファンにも理解してもらえない道を選んだかもしれない羽生くん。ぞれをわかった上で貫き通す強さに私は感銘を受け、だから心の底から今シーズン全力応援しよう!!!!と誓ったのであります。
以上。
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