八月の鯨Ⅱ

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みんなありがとう 

日曜日

2019-10-20 09:16:15 | 日記

雨明けの 久しぶりの晴天

ただ 気温は20℃以下ーー

秋の朝 冬ものを少しづつだして ハンガーにー

そろそろ準備だ

ふと 高校生時代受験に 芥川龍之介の『蕗』を思い出した

 坂になった路の土が、砥と粉このやうに乾いてゐる。寂しい山間の町だから、路には石塊いしころも少くない。両側りやうがはには古いこけら葺ぶきの家が、ひつそりと日光を浴びてゐる。僕等二人ふたりの中学生は、その路をせかせか上のぼつて行つた。すると赤ん坊を背負せおつた少女が一人、濃い影を足もとに落しながら、静に坂を下くだつて来た。少女は袖そでのまくれた手に、茎の長い蕗ふきをかざしてゐる。何なんの為めかと思つたら、それは真夏の日光が、すやすや寝入つた赤ん坊の顔へ、当らぬ為の蕗であつた。僕等二人はすれ違ふ時に、そつと微笑を交換した。が、少女はそれも知らないやうに、やはり静に通りすぎた。かすかに頬ほほが日に焼けた、大様おほやうの顔だちの少女である。その顔が未いまだにどうかすると、はつきり記憶に浮ぶ事がある。里見さとみ君の所謂いはゆる一目惚ひとめぼれとは、こんな心もちを云ふのかも知れない。(二月十日)

短編だけど いまだに 心に残る 天才の息が見えるーーーーーーーー
 
 
 
 
 
 
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おはよう 

2019-10-20 07:12:28 | 日記

晴れた 何日かぶりかな こんな朝日はーー

いいね コーヒーが良く似合ういい日差しーー

まぶしい位の陽ざしーー

それでも20日 2/3が終わってしまったけどーー

昨日は 歯医者と眼科にーーー雨のためか患者が少なかったけどーー

のんびりできた

寒くなった 炬燵を作ってーーー横になった

時期だね 

夜は CDの日本の名作を聞きながら寝ている

久しぶりにいろいろな場面が思い出される 日本人の根本を振り返るチャンスだ

昨日は 芥川龍之介のクモの糸を 聞いた

いいね  自分本位ではーーー警告だね

彼の短編で 蕗 っていうのがあった

これも良かった いまだに 心に残ってる

 

日が昇ってきた

いい一日でありますようにーーー

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