Lunatics in the air

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舞台「ブラッド・ブラザーズ」真治千秋楽

2009-08-31 | ブラッド・ブラザーズ
いやー!千秋楽も凄かった!笑って泣いて、またもや2幕後半から涙腺と鼻水決壊。ぐちゃぐちゃになるのがわかってるんで、最近化粧して見にいけないんですよ(汗)
涙と鼻水でぐっちゃぐちゃな顔で、アンコールで立ち上がって拍手しました!
すっごく良かった!この舞台!!!

この日は岡田さんのコミカルな演技の具合が超はじけてて、とばっちりを食って時々真治くんが大変なことに・・・!(爆)
岡田さんの演技にマジ受けして、下向いたまましばらく動けなくなってたり、笑いながら演技のフリしてテンション高いままステージを出てったり!
見てるお客さんのほうもそんな真治くんの様子に気付いて、みんな微笑ましそうにクスクス笑っちゃってましたよ~。もうバレバレ!隠してもムダだって・・・!

30歳サバ読みな7歳の超絶かわいいミッキーは、千秋楽も健在。
そして2幕の途中からのシリアスな悲しい展開では、この日も胸が強烈に痛くなるほどの迫力。
涙と、怒りと、愛と・・・そして、友情。
精神的に追い詰められたミッキーの心の中で、渦巻く沢山の感情が痛いほど伝わってくる。
そして、私がどうしても思わず目をつぶってしまって見られない、彼らの最期。

流れる想いは、ただただ溢れるいとおしさと悲しみで、動かなくなったミッキーにそっとリンダがコートをかけ、その上にジョンストンのお母さんが2人の息子にコートをかけ・・・その度に更に心臓が痛くなる。
もう、動かないミッキー。もう、動かないエディー。彼らには確かに強い心の絆があったのに。
住む世界の違いと不況、そして兄サミーのため刑務所で過ごした日々がミッキーを壊してしまった。エディーに銃を向けて語る、世界を揺るがすような、悲痛なその叫び声と、嗚咽、涙・・・。真実を知って、最後にミッキーが泣きながら叫ぶ、その声。痛い。心が。心臓が。

誰も皆、自分の大切な人を愛していたかっただけだったのに。ただ愛し続けたかっただけだったのに・・・。

「人間って悲しい、でも、いとおしい」

心の中にずしんと残った、重く深く温かく悲しい「人間」というものの存在。
「愛」と「友情」という、形の無い大切なもの・・・。

素晴らしい舞台でした。なんという深い舞台。

アンコールでは真治くんと岡田さんから挨拶がありました。
会場に観劇にいらしていたレイザーラモンの住谷さんにも大きな拍手が送られました。
真治くんは「1幕ではでんぐり返し、2幕では股割りダンス、と森光子さんのように僕の代表作にしたい!」と逞しい抱負を述べてくれました。

いつかまた会える日を待ってるよ、ミッキー!お疲れ様!!

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