25日マチネ行ってきました!
真治トートの前楽。
泣いても笑っても、今回が終わるとあと1つ。
19日、22日は見てないから比べられないけど、
私が今まで見た中では1番良かったと思いました。
なんか全てのシーン、全ての出演者が
今までよりも良かったように見え、聴こえました。
すごく全体が充実してて素晴らしかった!!
これが終わるとあと1回しか見られない!っていう
見る私の側の心境も若干影響はしたかもしれませんが。
特に、ゾフィー皇太后の最後。
いつも胸にグッと来るものがありますが
楽日に向けてますます深みと哀しみを増していて凄い。
ソロとしては短い曲なんですけどね。
エリザベートの中で、ここが1番泣きそうになります。
ゾフィーの生き様が悲しい。
ゾフィーは皇帝の母として“皇太后”になったけれど、
皇帝の妻、つまり皇后にはなったことがない。
(プログラムの系図を見るとわかります)
だからシシィが言うように彼女に“嫉妬している”し、
フランツが皇帝と呼ばれるまで自分の手で育てた。
そういうもろもろのことが胸をよぎると切ないです。
真治君のトート、毎回いろいろと違う点があって、
変化なのか微妙な差異なのか、
正直よくわからない部分も結構多いんですけど(笑)
でも、少しずつ確実に“進化”している部分があります。
前回見た21日よりも進化した、と私が思った部分は、
ルドルフ死後に「死なせて」と寄りかかってきたシシィを
「まだ私を愛してはいない」と、突き放すシーン。
ここ、今までいつも「どう歌えばいいんだ?」というか、
音程と動きだけを演じていて中身が伴ってないというか、
いまいち真治君自身つかみきれてないように思えてました。
見てて、トートの気持ちが伝わってこなかった。
それが、25日はバッチシ!!
怒りと悲しみと苛立ちとが、動きにも歌にも表われてた!
決めポーズもピシッと決まった!!
力こぶしして、心で「よっしゃー!」と叫びましたよ!
これで完全に全部のシーンを消化しきったんじゃないかな。
そう、ここだけがいっつも気になってたんですよ。
明らかに21日とは違ってました。たった3日なのに!
すごいよね。
そして、毎回出てきますが(だって好きなんだもん)、
2幕のルドルフとの「闇は広がる」!!!
もうさいっこうでした。かっこいい~っ(涙)
パクさんルドルフとの「闇は広がる」、
巷では、というか、私の周囲の人間の間では、
若くて美形で声質が合う浦井くんルドルフよりは
真治トートの相手としての人気は高くないんですが。
私は結構好き。いえ、激しく好きです!!
それは、前にも書いたようにパクさんだと「壮絶」で
「死」がリアルな感じがしていい、というのと、
もうひとつ、2人が向かい合って最初に歌い合う、
「闇が、ひろーがーるー」のフレーズのところで
パクさんルドルフは、トートに手を伸ばして
激しくトートを求めている動きと歌い方をするんです。
ここがたまらん!!!引き合う引力の強さに眩暈が!!
もう、ゾワッと鳥肌が立つんですよ!!
これだけは、浦井くんルドルフとの闇広には無い。
その後に続くデュエットではやっぱり声質の合う、
浦井くんとのほうが綺麗なんですが(見た目もね)、
私はこの歌い出しが異常に好きなんで、
パクさんルドルフと真治トートの闇広、大好き!!
25日は今までのパクさんとの闇広の中でも
最高に素晴らしく、かっこよかったです。
真治トートの「王座に座るんだー」の「だー」が!
ああ!!かっこいいっ!!
ここ、ちゃんとクレシェンドで伸ばしてくれるのが
ほんっとうにかっこいいと思う!!
笑い声から元に戻ってくれてホント良かったなあ(涙)
さてところで。
21日に“全部入り”バージョンを手堅くまとめて
とりあえず、ようやくデフォルトが決まったかに思えた、
例の「最後のダンス」ですが。
結論から言うと、本人、まとめる気はなかった?のかな。
最後の「俺さ」の「おーおれえええ」の後のシャウトが
なんかちょっと変化してて若干爆裂しかかったんですよ!
まだ変えてくるか?!まとまったんじゃないの?!(笑)
客席もまたちょっと若干とまどいの雰囲気が。
なんとか次の笑い声と叫び声が落ち着いた感じになって、
バランス取ったかな?という感じでした。
真治君は、何を思って「最後のダンス」を
毎回冒険してきてるんでしょう?(笑)
単に毎回同じように着地出来ないだけなのか??
聞けるものなら一度本人に聞いてみたいものです。
ここだけは毎回本気でハラハラさせられるからなあ(笑)
成功なのか失敗なのか正直わかんない時もある。
ファルセット、無くてもいいような気もする。
いや、本当にすごくかっこいいんですけど。
SAXのアレンジみたいなもんかな、真治君にとっては。
あの、高音のロングトーンが歌でも出来たら凄いのにね。
出来るようになるのかな、これからの訓練次第では。
・・・なんて、凄いこと考えちゃったりして・・・。
舞台の最後の表情、中日の辺りとは違ってますね。
目を見開いてもう少し強い表情をしていたのが、
悲しげな翳りが入り混じった複雑な表情になってる。
真治トートは、何を思っているのかな。
手に入れた喜びよりもきっと・・・。
真治君のトートは後半、日を追うごとに
上品さと細やかさ、哀しみの表現が豊かになってて
見終わったあと、なんとも言えない気持ちになります。
ルドルフとの死の接吻のあとも、
14日以来もう唾を吐いたりしてませんね。
静かに少し離れたところで銃声を聴いてから立ち去る。
その銃声を待つ立ち姿、銃声の瞬間、立ち去る姿、
一連の全ての動きが洗練されていて見事に美しいです。
私は唾吐きはあってもいいと思ったんですが、
やっぱり、この美しいシークエンスを見てしまうと
無いほうが良かったかな、と思いました。
このシーンだけでなく、動きの進化はすごいですよね。
立ち居振る舞いが、その指の先まで神経が行き渡ってる。
その手を見ているだけでも芸術品のようです。
本当にすごいと思う。
「愛と死の輪舞」の冒頭。
トートダンサーズの作る円の真ん中で後ろを向いて立って
美しい手でしなやかに踊る姿、手で顔を隠して振り向く姿、
顔を見せた瞬間の静かな表情、青い世界に広げる両腕・・・。
その、動きのひとつひとつが、美しすぎて切ない。
青い闇に浮かぶ白い手、白い指、白い肌、憂いを帯びた顔。
このシーンを見るためだけにでも劇場に通いたい。
美しすぎる・・・!!
もしいつか真治トートでエリザ再演があるのなら、
ぜひもっとトートが踊るシーンを増やしてほしいです。
動きの美しさも、もっともっと生かせるはず。
ルドルフが逮捕される直前に少しだけある、
真治トートがトートダンサーズと踊るシーンも
むっちゃくちゃかっこよくて短すぎでもったいないし。
トートダンサーズ並みのダンスを、少しでもぜひ!!
そんな美しい真治トートですが(笑)
カーテンコールでは、またも可愛いとこ見せてくれました。
一路さんのポラを高島さんが客席に投げるんですが、
投げて自分の位置に帰ってくる時に
キャスト全員が走る真似をしてスキップするんです。
その時に真治君はかなり出遅れてスキップしはじめて、
しかもなぜか両手を前に出してエライ可愛いスキップ(笑)
思わずぶっと吹き出しかけましたよ。
一路さんのドレスの裾をぴょんと飛んで避けてたり、
全員手を振ってるのに1人だけ客と一緒に手拍子してたり。
そうそう、最初のカーテンコールの登場の時に、
トート閣下ってば、てててっと走って出てきました!!
初めて見ましたよ♪ かわいすぎだってば!!(笑)
真治君が深々とお辞儀をするたびに、
長い銀髪がぴょこんと下に下りて、うなじが見えてたよ。
いつもここまで深くお辞儀してたかな?
それともカツラの具合いによるのかしら??
ニコニコ可愛い、楽しそうな「真治君」の顔も見られて、
今日も本当に幸せでした。
27日もこの調子で頑張ってね~!
真治トートの前楽。
泣いても笑っても、今回が終わるとあと1つ。
19日、22日は見てないから比べられないけど、
私が今まで見た中では1番良かったと思いました。
なんか全てのシーン、全ての出演者が
今までよりも良かったように見え、聴こえました。
すごく全体が充実してて素晴らしかった!!
これが終わるとあと1回しか見られない!っていう
見る私の側の心境も若干影響はしたかもしれませんが。
特に、ゾフィー皇太后の最後。
いつも胸にグッと来るものがありますが
楽日に向けてますます深みと哀しみを増していて凄い。
ソロとしては短い曲なんですけどね。
エリザベートの中で、ここが1番泣きそうになります。
ゾフィーの生き様が悲しい。
ゾフィーは皇帝の母として“皇太后”になったけれど、
皇帝の妻、つまり皇后にはなったことがない。
(プログラムの系図を見るとわかります)
だからシシィが言うように彼女に“嫉妬している”し、
フランツが皇帝と呼ばれるまで自分の手で育てた。
そういうもろもろのことが胸をよぎると切ないです。
真治君のトート、毎回いろいろと違う点があって、
変化なのか微妙な差異なのか、
正直よくわからない部分も結構多いんですけど(笑)
でも、少しずつ確実に“進化”している部分があります。
前回見た21日よりも進化した、と私が思った部分は、
ルドルフ死後に「死なせて」と寄りかかってきたシシィを
「まだ私を愛してはいない」と、突き放すシーン。
ここ、今までいつも「どう歌えばいいんだ?」というか、
音程と動きだけを演じていて中身が伴ってないというか、
いまいち真治君自身つかみきれてないように思えてました。
見てて、トートの気持ちが伝わってこなかった。
それが、25日はバッチシ!!
怒りと悲しみと苛立ちとが、動きにも歌にも表われてた!
決めポーズもピシッと決まった!!
力こぶしして、心で「よっしゃー!」と叫びましたよ!
これで完全に全部のシーンを消化しきったんじゃないかな。
そう、ここだけがいっつも気になってたんですよ。
明らかに21日とは違ってました。たった3日なのに!
すごいよね。
そして、毎回出てきますが(だって好きなんだもん)、
2幕のルドルフとの「闇は広がる」!!!
もうさいっこうでした。かっこいい~っ(涙)
パクさんルドルフとの「闇は広がる」、
巷では、というか、私の周囲の人間の間では、
若くて美形で声質が合う浦井くんルドルフよりは
真治トートの相手としての人気は高くないんですが。
私は結構好き。いえ、激しく好きです!!
それは、前にも書いたようにパクさんだと「壮絶」で
「死」がリアルな感じがしていい、というのと、
もうひとつ、2人が向かい合って最初に歌い合う、
「闇が、ひろーがーるー」のフレーズのところで
パクさんルドルフは、トートに手を伸ばして
激しくトートを求めている動きと歌い方をするんです。
ここがたまらん!!!引き合う引力の強さに眩暈が!!
もう、ゾワッと鳥肌が立つんですよ!!
これだけは、浦井くんルドルフとの闇広には無い。
その後に続くデュエットではやっぱり声質の合う、
浦井くんとのほうが綺麗なんですが(見た目もね)、
私はこの歌い出しが異常に好きなんで、
パクさんルドルフと真治トートの闇広、大好き!!
25日は今までのパクさんとの闇広の中でも
最高に素晴らしく、かっこよかったです。
真治トートの「王座に座るんだー」の「だー」が!
ああ!!かっこいいっ!!
ここ、ちゃんとクレシェンドで伸ばしてくれるのが
ほんっとうにかっこいいと思う!!
笑い声から元に戻ってくれてホント良かったなあ(涙)
さてところで。
21日に“全部入り”バージョンを手堅くまとめて
とりあえず、ようやくデフォルトが決まったかに思えた、
例の「最後のダンス」ですが。
結論から言うと、本人、まとめる気はなかった?のかな。
最後の「俺さ」の「おーおれえええ」の後のシャウトが
なんかちょっと変化してて若干爆裂しかかったんですよ!
まだ変えてくるか?!まとまったんじゃないの?!(笑)
客席もまたちょっと若干とまどいの雰囲気が。
なんとか次の笑い声と叫び声が落ち着いた感じになって、
バランス取ったかな?という感じでした。
真治君は、何を思って「最後のダンス」を
毎回冒険してきてるんでしょう?(笑)
単に毎回同じように着地出来ないだけなのか??
聞けるものなら一度本人に聞いてみたいものです。
ここだけは毎回本気でハラハラさせられるからなあ(笑)
成功なのか失敗なのか正直わかんない時もある。
ファルセット、無くてもいいような気もする。
いや、本当にすごくかっこいいんですけど。
SAXのアレンジみたいなもんかな、真治君にとっては。
あの、高音のロングトーンが歌でも出来たら凄いのにね。
出来るようになるのかな、これからの訓練次第では。
・・・なんて、凄いこと考えちゃったりして・・・。
舞台の最後の表情、中日の辺りとは違ってますね。
目を見開いてもう少し強い表情をしていたのが、
悲しげな翳りが入り混じった複雑な表情になってる。
真治トートは、何を思っているのかな。
手に入れた喜びよりもきっと・・・。
真治君のトートは後半、日を追うごとに
上品さと細やかさ、哀しみの表現が豊かになってて
見終わったあと、なんとも言えない気持ちになります。
ルドルフとの死の接吻のあとも、
14日以来もう唾を吐いたりしてませんね。
静かに少し離れたところで銃声を聴いてから立ち去る。
その銃声を待つ立ち姿、銃声の瞬間、立ち去る姿、
一連の全ての動きが洗練されていて見事に美しいです。
私は唾吐きはあってもいいと思ったんですが、
やっぱり、この美しいシークエンスを見てしまうと
無いほうが良かったかな、と思いました。
このシーンだけでなく、動きの進化はすごいですよね。
立ち居振る舞いが、その指の先まで神経が行き渡ってる。
その手を見ているだけでも芸術品のようです。
本当にすごいと思う。
「愛と死の輪舞」の冒頭。
トートダンサーズの作る円の真ん中で後ろを向いて立って
美しい手でしなやかに踊る姿、手で顔を隠して振り向く姿、
顔を見せた瞬間の静かな表情、青い世界に広げる両腕・・・。
その、動きのひとつひとつが、美しすぎて切ない。
青い闇に浮かぶ白い手、白い指、白い肌、憂いを帯びた顔。
このシーンを見るためだけにでも劇場に通いたい。
美しすぎる・・・!!
もしいつか真治トートでエリザ再演があるのなら、
ぜひもっとトートが踊るシーンを増やしてほしいです。
動きの美しさも、もっともっと生かせるはず。
ルドルフが逮捕される直前に少しだけある、
真治トートがトートダンサーズと踊るシーンも
むっちゃくちゃかっこよくて短すぎでもったいないし。
トートダンサーズ並みのダンスを、少しでもぜひ!!
そんな美しい真治トートですが(笑)
カーテンコールでは、またも可愛いとこ見せてくれました。
一路さんのポラを高島さんが客席に投げるんですが、
投げて自分の位置に帰ってくる時に
キャスト全員が走る真似をしてスキップするんです。
その時に真治君はかなり出遅れてスキップしはじめて、
しかもなぜか両手を前に出してエライ可愛いスキップ(笑)
思わずぶっと吹き出しかけましたよ。
一路さんのドレスの裾をぴょんと飛んで避けてたり、
全員手を振ってるのに1人だけ客と一緒に手拍子してたり。
そうそう、最初のカーテンコールの登場の時に、
トート閣下ってば、てててっと走って出てきました!!
初めて見ましたよ♪ かわいすぎだってば!!(笑)
真治君が深々とお辞儀をするたびに、
長い銀髪がぴょこんと下に下りて、うなじが見えてたよ。
いつもここまで深くお辞儀してたかな?
それともカツラの具合いによるのかしら??
ニコニコ可愛い、楽しそうな「真治君」の顔も見られて、
今日も本当に幸せでした。
27日もこの調子で頑張ってね~!
こちらに書き込むのは初めてですが…宜しかったでしょうか?
もうエリザベートが終わってしまって、大分経ちますね。
早いですよねー。
私は、25日当日は衝撃が強すぎて、
個別のシーンはあまり思い出さなかったんですが、
数日経ってから、不思議と思い出すシーンや
武田さんの歌声があって、
自分の事ながら面白いなあと思っています。
>静かに少し離れたところで銃声を聴いてから立ち去る。
その銃声を待つ立ち姿、銃声の瞬間、立ち去る姿、
一連の全ての動きが洗練されていて見事に美しいです。
私もこのシーン大好きでした。
不思議と思い出すシーンなんですよね。
それと、何日か経ってから
武田さんの「最後のダンス」が頭の中をぐるぐる回ったり…
早いですね。あれからもう2週間です。
すごく遠い昔のことのようにも思えるし、
つい昨日のようにも思えます。
なんか時間の感覚が奇妙で、まだ夢の中にいるような感じがします。
突然いろんなシーンの動きや歌が思い浮かびます。
全く脈絡なく。
「最後のダンス」は歌もなんですけど、
クルクルっとすばやく回転する動きに合わせて
コートの裾が一瞬で広がるのが綺麗で鮮やかで。
そんな、ささいな沢山の仕草が好きで好きで仕方ありません。
私、最初に見た初日のことはよく覚えてません。
なぽりさんはたった1回しか見ていないのに
いろいろ思い出せてすごいと思います(笑)
何故だか焼きついているような。
今回の舞台では、後姿が印象に残っているみたいです。
多分「ああ、行かないでー」みたいな感じで観ていたんでしょうね(笑)
トート閣下が、出てきては去る。というシーンが多かったせいかもしれません。
そうそう。
ささぴょんさん、くれぐれもお体は大事になさって下さいね。
お別れする時に心配になってしまいましたよ。
(全く余計なお世話ですが)