今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

キンモクセイの香り。秋の匂い。

2004年10月13日 23時40分15秒 | 花鳥風月
 昨日は、遠回りをして帰った。
 いつも通る道。「迂回してください」の看板だったので、
「そんなこと言って、私の行きたい方向は通れるハズ」と進んだら
今度は「本当に通り抜けできません。迂回してください」の看板登場。
仕方なく、迂回。

 窓から入ってくる、藁を燃やすような匂い。
 藁で焚き火をしているような匂い。
 藁の燃えるような匂いの正体は
 追求してみたことが無いので、よくわからない。

 稲の脱穀のあと出たサラサラの粉末状になった藁を燃やす。
 あの匂い。
 朝露を吸った焼け残った藁の匂い。
 私にとって藁を燃やす匂いが秋の匂い。

 芳しくて、どこかせつない。
 鼻の奥がつんとする匂い。
 寒さと焚き火の暖かさを感じる匂い。
 冬がそこまで来ている、そんな気がする。

 10月の初旬には薫ったキンモクセイ。
 いつも通る道なら、どのお宅のキンモクセイか分かるんだけど。
 知らない道で夜薫る、キンモクセイ。
 どこのお宅のキンモクセイか確かめたくなる。