今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

机は、いずこへ

2010年10月31日 20時27分59秒 | ins Theater
RENTの日本版。あれ、ステンレスの机、ありませんでしたっけ?

ライフカフェの椅子は、プラスチック(りんごの収穫に使いそうなビールケースより大きいやつです)のケースを椅子代わりに座るキャストのみなさん。
観客に最初だけ、おしりを向けて座ることになすキャストも一部います。

ライフカフェの柵のようなライトの飾り、必要かな?
あの柵のような、ライトのすだれのようなセット、必要かな?

今回の演出で、流れるように見えるけれど、
今、どこの場所なのかが、はっきりしないという点が気になりました。

どうしても、映画との比較になってしまうけれど、
今、キャストはどこにいるのか、分かりにくいなあという気がする今回の演出&セットです。

ライフカフェの、「ラヴィボエム」の最初の部分、
「great daughter of mother earth」のところで、モリーンが、床に寝転びます。
後ろの人、見えるのかな?

韓国版だと、歌うマークが、横につなげて並べた机の上に寝転んで歌い始め、
モリーンと仲間たちが、釣り針をパントマイムでマークにひっかけて、吊り上げる演出が、好きだった。

「great daughter of mother earth」を女性のモリーンにしてしまうと、
なんかスケールがちっちゃくなっちゃう気がして。

なので、great daughter of mother earthの死体の役をするなら、
歌っているマークのほうがいい気がするんです。

RENTといえば、ステンレスの机がセットの基本のように思うのですが、
今回の日本版、その机がないよね、、、。

ミミがロジャーに迫るときに、乗ったり、
ライフカフェの机になったり、エンジェルのキャットウォークになったり。

CONTACTのベッドになったり。

キャストがステージ上を机を運搬したりするのも、なんだか楽しかったのに。

最後、ミミの運び込まれるベッドになったりする机。

セットを作るより、机のほうが、簡単だと思うのですが、
なぜなんでしょう。

なぜ、日本版には机が出てこないんでしょう。

なんか、流れるんだよ

2010年10月31日 01時11分32秒 | ins Theater
RENTの日本版を見るのは、2度目。

なんとなく、前とは歌詞が変わってるところがあるような気がしましたが。

RENTは、曲のアクセントの組み合わせで成り立っているように思うのですが、
今回の演出だと、曲のアクセントというか、見せ場が効果を上げていないというか、
全体が流れてしまっている気がします。

逆に言うと、全体の流れを止めない演出なのだろうか。
アクセントの積み重ねが、RENTだと思っていたのですが。

モリーンの登場の仕方は、やっぱり韓国でみた、
ジョアンヌが傍らにいて、バイクのライトを持ってるやつが、いいな。

今回の演出は(前回もかな)、モリーンが客席後方から登場するんだけど、
さほど、インパクトがないような気が。
あと、モリーンのパフォーマンスのコーラス隊、
今回、女性二人なんですが、前回も、そうでしたっけ?

キャストは、けっこういいと思うのに、演出の流れがいまひとつ、私にはしっくりこないです。
あと、歌詞です。
なんか、日本語にすると、やっぱりしっくりこないなあ。
「CONTACT」も、場面としても、演出としても、訳詞もなんか難しいかもなあと
思ってしまいます。

「CONTACT」は、白いシーツに包まれていて、中が見えない演出のほうが、想像の余地がある。
今回のような見えてしまう演出は、想像の余地がなく、あんまり好きじゃありません。