今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

ガブローシュの謎。

2011年06月11日 22時29分55秒 | ins Theater
小宮さんのガブローシュの、銃弾入り袋投げの活躍について書いたのは、このブログだったか、mixiだったか、忘れてしまいましたが。

袋を持って振りかぶった気迫が素晴らしかったです。

で、それに対して、加藤くんのガブローシュ。
小ささを利用。
弾が足りないから、バリケードの向こうから拾ってくると、マリウス、アンジョルラス、そして、バルジャンがもみ合っている時。

つかみ合うマリウスとアンジョルラスの腕でできたトンネルの下をくぐって、バリケードを登り、
バリケードの頂上で、みんなの注目を集めるタイミングもばっちり「一番すばしっこいヤツが行くのさ」と、響き渡る決め台詞。
バリケードのトップで、きっちりセリフが決まる、このタイミングと目立ち方が、さすが、子ども店長。

ガブローシュの謎は、どうして、最初にジャベールが来た時に気づかないんだろう。
気づかない程に、旗をもって、夢中で遊んでるふうでもないんだよね、加藤君も、小宮さんも。
子どもだからか、、、、。

どうして、2回目の偵察してきたぞのジャベールまで、気がつかないのか、謎です。

「どんなもんだい?」と言われると、「すばしっこいなら、一回目で気づけよ」と、毎回ツッコミたくなる。

エポニーヌの試金石

2011年06月11日 22時14分50秒 | ins Theater
エポニーヌは、演じる人によって、微妙ながら、色々なバリエーションが感じられます。

島田歌穂さんのエポニーヌは、大人ゆえのエポニーヌ。
子どもは、子どもらしさが分からない。
大人ゆえの、少女エポニーヌです。

笹本玲奈ちゃんのエポニーヌは、意外と身のこなしのシャープさが印象に残るんです。
マリウスの前から「分かってない」と、マリウスの前から、消えていく姿。
コゼットを探しに行ったり、手紙を届けに行ったり。

コゼットに会いたくないけど、しょうがねえなあ、マリウスに惚れた弱みという、
エポニーヌの振り切った去り方が、印象的な笹本さんです。

あと、「オン・マイ・オウン」を歌い終わって、舞台中央から、奥に向かって、走り去るエポニーヌ。
笹本さんのエポニーヌは、走り去る瞬間にコートのすそを翻すのと同時に、
スポットライトがふっと消えるんです。

ライトが消えるのと、すそが翻るのと、タイミングがあうと、ぱっと消えるその姿。
その後のエポニーヌの短く暗い人生を暗示するよう。

スーザン・ボイルさんの姿が浮かんでくる、舞台上のファンテーヌ

2011年06月11日 21時52分34秒 | ins Theater
5月25日のスペシャルキャストのファンテーヌは、岩崎宏美さんでした。

得意な音域と不得意な音域があるように思われ、
ノドの調子が悪そうでした。

岩崎宏美さんのファンテーヌを見ていると、なぜか同じ舞台にスーザン・ボイルさんが立っているような気がして、スーザン・ボイルさんの姿を探してしまいました。

岩崎宏美さんと、島田歌穂さんは、カーテンコールで肩を寄せ合うようで、その姿がかわいらしかったです。

スーザン・ボイルさんの登場以来、「夢やぶれて」を聞くと、なぜか笑ってしまいます。

5月26日のファンテーヌは、新妻聖子さんでした。
エポニーヌから、ファンテーヌ。
新妻聖子ちゃんが歌ってるときは、スーザン・ボイルさんの幻像は、見えず。

そして、新妻ちゃんのファンテーヌで、「おおっ!!」と思ったのは、
コゼットの幻を見ているとき。

観客としてみていて、「そんな夜遅くに、子どもを遊ばせている母ってどうよ?」と思ってみていたのです。
ファンテーヌの手振りから、コゼットの距離が遠いように思えたのです。
これまでのファンテーヌは、コゼットを外で遊ばせているような気がしていました。

だがしかし。新妻ちゃんは、「もう夜だよ」といって、自分のベットの横をぽんぽん叩いて、
ベットの自分の隣に寝るように、促している身振り。
それなら、分かる。
寝巻きに着替えて、遊んでいたんだね、コゼットと、腑に落ちました。