林住期に突入!何処に住む?何処をめぐる?

仕事や世間から自由になり、己の人生を振返り森や林の自然を感じ静かに生きる林住期に突入!さて、何処に住み何処を巡るか?

もうすぐ師走!!

2018年11月29日 | Weblog
秋、真っ盛り!!
ですが、
とても暖かい。
木枯らし一号が吹かぬまま師走を迎える。

いつものことだが、
どこよりもきれいな紅葉!!
ご近所のスポーツジム「リソルの森」。









秋のヨーロッパ紀行!***第三弾:ミュンヘン編***

2018年11月10日 | Weblog
ベルリンからドイツ鉄道”ICE”で、ミュンヘンに向かう!

ベルリン駅では他にもたくさんの列車が行き来している。


友人が日本で苦労して取ってくれた一等車。
思ったよりも古い車両だが、
それでもゆったりと、レストラン車両に行ったりと、
列車の旅を楽しむ。

ミュンヘン中央駅には、暗くなって到着。

翌日から、ミュンヘン散策。
ドイツ最大の広さを持つバイエルン州の中心のミュンヘン。
そして歴代の国王が愛した芸術がいきづき、ゴシック、バロック、ロココとドイツの芸術の都として、
うけつがれているという。

街中を歩くと歴史ある建物や教会。
そして新しいものとがゆったりと共存している。





ゴシック様式のフラウエン教会。

ミュンヘン一の高級食料品店「ダルマイヤー」。
1700年創業の老舗で、ハム、チーズそしてワインなど選りすぐりがそろっているという有名店。

ミュンヘンの中心部はマリエン広場。
その正面には新旧市庁舎があり、新といっても築100年を超える新市庁舎は、
そびえたつ壮大なネオゴシック様式の建物。



新市庁舎の1番の見どころは仕掛け時計。
新市庁舎が完成した時から、人形たちはミュンヘンの歴史を伝える可愛い踊りを披露している。
時間が近づくと、新市庁舎前にはたくさんの人が集まります。


そしてマリエン広場からすぐのところに、
広大なミュンヘン・レジデンツ(王宮)がある。
最後の王ルードヴィヒ3世が退位するまで、
14世紀から約500年にわたってバイエルンの王の居城だったレジデンツ。
歴代の君主によって増改築が続けられ、政治や居住スペースほか、
教会や劇場、庭園を備えた王宮は、欧州随一の壮麗さだったそうです。
レジデンツ博物館として公開されていて、大広間や私室、礼拝堂が見られる。

入り口は地味だが、
中は歴代王の栄華をしのぶ目もくらむような豪華宮殿。







広大だが街の真ん中近くにありました。



現代のミュンヘンは、
ビール・クルマ・サッカーの街といわれる。
BMWの本社があるのもミュンヘンですし、
ヨーロッパ屈指のサッカークラブチーム、バイエルンミュンヘンの本拠地もミュンヘン。
そして、何といってもビール。
ビアホールでありながら、観光名所としても人気の
ホーフブロイハウスへ行きました。
16世紀末に王室御用達のビール醸造所として作られ、
ビアホールがオープンしたのは1897年のことだとか。

中は広く、多くの地元ドイツ人に交じって観光客も満杯。


ここで、
今回、最大の目的の一つ、昨年我が家に、四か月ホームステイしていたアンナに会うこと!

ロッテウェルというミュンヘンから300キロ離れたところに住んでいますが、
祖父母さんの車で、会いに来てくれました。
楽しい祖父母さんと一緒です!


最後の日は、ミュンヘンからのバスツアーに参加。
お目当てはノイシュヴァンシュタイン城。
孤独と狂気に満ちた運命の王と言われたルートヴィヒ二世が、
作り上げた夢のお城!

白い城壁が白鳥を思わせる世界でもっとも美しい世界遺産と言われているこのお城。

マリエン橋から見るお城が美しいといわれているが、この時期通行止め。
橋の向こうに優雅な姿を見せる。


ノイシュヴァンシュタイン城 (トリップアドバイザー提供)


ノイシュヴァンシュタイン城 (トリップアドバイザー提供)

バイエルン王となったルートヴィヒ二世は、ドイツの歌劇作家ワーグナーをこよなく愛し、
膨大な費用を自分が好きな音楽と建築に注ぎ、随所にそれらの壁画が描かれています。

ノイシュヴァンシュタイン城 (トリップアドバイザー提供)
美しい木材の装飾が施された寝室。
内部はもちろん撮影禁止。

唯一ベランダから、外の景色はとれました。





紅葉が美しいこの時期、馬車で上ってくる人たちも!



その後、リンダホーフ城。
ルートヴィヒ2世が建設したお城の中では唯一完成したお城がリンダホーフ城。
周囲をバイエルン州の山並みで囲まれ、
色とりどりの花や緑が溢れる広大な庭園の中に城館が建っています



しかしこの時期は庭園が工事中で、春夏ではないのでお花は全くなく、
さびしい外観でした。

ここも内部撮影はできませんでしたが、
中の豪華さは目を見張るものがありました。




その後バスは、
オーバーアマガウの町中を通り抜ける。

ここは、ドイツアルプスの麓にあり、
家の白壁に描かれたフレスコ画が印象的なバイエルンらしい村。

赤ずきんちゃんの物語が描かれた家。

絵だけでなく、文章もちゃんと書かれている。
こんな家に住んでたら楽しそう。

ヘンゼルとグレーテルの家。


最後は、
世界遺産のヴィース教会へ。

ヴィース(ドイツ語で草原)の名のごとく質素な佇まいの教会ですが、
年間100万人もの巡礼者を迎え入れています。

アルプスを背に立ち、緑の牧草地に白壁が映える教会は、
素朴な外観に比して、内部の装飾は華麗で繊細。
ドイツ・ロココ様式の最高傑作と称えられているとか。





周りは本当に素朴な田舎した。

  ・
  ・
  ・
  ・
まだまだ、廻りたいと思いつつ、
帰国の途につきました。

ミュンヘンから、ルフトハンザでローマへ。

アリタリア航空に乗り換え、
日本に向かいました!


ドイツは広い!!
あと2~3回、
行けるかな・・・・!!



秋のヨーロッパ紀行!!***第二弾:ベルリン編***

2018年11月06日 | Weblog
ローマからアリタリア航空で2時間。
ドイツ連邦の最大の都市、首都でもあるベルリンに降り立ちました。

混沌とした歴史を経て、東西の壁崩壊からもう30年近くたつベルリン。
とくに元東ベルリンでは、年々変化し開発が急ピッチで進められているといいます。


壁で分断されていた当時のベルリン。

一方、新旧入り混じった顔を見せる現在のベルリンの街。


紅葉真っ盛りの街中。きれいに整えられています。











そして中心には、ベルリンとドイツの再統一のシンボル、グランデンブルク門。

元々はアテネにあるアクロポリス神殿の入口門をモデルにし、18世紀後半に建てられたもので、
門の上部には勝利の女神であるヴィクトリア象があります。
東西分断時には、閉ざされていた正面の門。現在は誰もが通ることのでき、ドイツ再統一の証となっています。


広場では集会が行われていました。

これを抜けて、東側へ、とてもにぎやかな街並みが続きます。


西ベルリンを東ドイツから隔離して西ベルリンを封鎖する壁であったが、
実質的には東ドイツを外界から遮断し自国の体制を守る壁でした。

このグランデンブルク門は、東西ベルリン間の通行を全て遮断していた壁の中心にありました。

そしてこの壁は、崩壊した後に「イースト サイド ギャラリー(East Side Gallery)」として、
、イーストバーンホフ駅とヴァルシャウアー シュトラーセ駅の間、
シュプレー川沿いに現存する最長のベルリンの壁1.3kmの壁の東側に、
世界各国のアーティスト118人が絵画を描き、文化財としてギャラリーとなって保存されています。



              東独の大衆車トラバントが壁を突き破って出てきた絵。

「社会主義兄弟のキッス」と呼ばれるおなじみの絵。
旧ソ連のブレジネフ書記長と東ドイツ(ドイツ民主共和国)のホーネッカー議長が熱烈なキッスをしているシーン。その前で無邪気にキスしあう女の子たち。

この絵には「自由へのダンス」とタイトルがついていた。





カラフルに描かれた作品はユーモラスなものもあれば、深く考えさせられるものもあり、
自由と愛がテーマとなっているものが多く、見応えがあり。

観光バスでたくさんの人が訪れるようです。


街中を流れるシュプレー川沿いに世界遺産に登録される博物館島( ムゼウムスインゼル ) と呼ばれる場所があります。
その一角にそびえ立ち、美しく鮮やかな水色のドームは巨大な砂岩の壁によって支えられているという、
音楽と祈りの場所、ベルリン大聖堂があります。

荘厳なルネッサンス様式の教会。

中ではパイプオルガンの演奏を聴くことができました。





階段でドームの展望台に上がることができ、ベルリンの街を一望できます。

旧東ベルリンのシンボルだったテレビ塔が見えます。


交通のメッカ、
ベルリン中央駅は、超現代的なドイツ最大級の複合駅です。

この駅は東西分断時代は境界線上でしたが、統一後の再開発事業によって新しい駅舎が建設され、
2006年のドイツワールドカップ(サッカー)開催に合わせてオープンしました。



駅構内にはスーパー、レストラン、カフェ、などが揃っており、
市内では閉店する店が多い日曜でも、ここの施設は開店しており、その利便性でいつも人があふれている。

全長321mのかまぼこ型総ガラス張りのアーチが、東西に延びたホームを覆っています。

旧東ドイツの歩行者信号から生まれたキャラクター「アルペンマン」。
この人気ショップもこの駅構内にありました。 


クーダム(Kurfuerstendamm、Ku-Damm)。
西ベルリン地区にあるメインストリートです。

カイザーヴィルヘルム記念教会から西に向かって走っており、
老舗デパートや高級ブティック、高級ホテル、おしゃれなレストランやカフェが建ち並んでいます。
カーデーヴェーの略称で広く知られるベルリン最大の百貨店カウフハウス・デス・ヴェステンス。

この日はハロウィンパーティが閉店後から始まるということで、
外にそれなりのコスチュームを着た人も交じって、列ができてました。


このエリアにはレストラン、バー、ナイトクラブも多いとか。
そのうちの一軒のビァバーに入りました。

入ったとたん、ゴォーという唸り声が聞こえるほどビックリ!の賑わい。

サッカー実況中のBARだったんです。
やはりここはサッカー王国ドイツ。
ビールとベルリン名物カリーブルスト実食。

ソーセージにケチャップ&カレーパウダーでたべる。
ベルリンの至る所にその屋台を見つけることができるファーストフード。
本来は、立ち食いで食べるのが粋なスタイルだとか。
それなりに美味でした!!



出発の日は日曜日。
そこで蚤の市に行きました。







ツォー駅(動物園駅)。
かつては西のターミナル駅で、現在も多くの路線と接続している便利な駅。
バス路線も充実している。

この駅前の100番の二階建てバスに乗れば、主要な観光地を見て回れるとか。

今回のホテルは、この近くのクラシックなたたずまいのホテルに宿泊。



そして、
お土産には「アルペンマン」グッズ。
旧東ドイツの歩行者信号から生まれたキャラクター「アルペンマン」。

ベルリン市内でも、東側だったところではときどき見られる信号です。

やっぱりこれは、かわいらしい!

お財布などをゲット!




秋のヨーロッパ紀行!!***第一弾:ローマ編***

2018年11月03日 | Weblog
いろいろあった夏が過ぎ、
元気づけに旅に出る!!


秋のヨーロッパへ!

アリタリア航空でローマに入る。
何年か前に一度は来たが、あまり廻れず、
二度目となるが・・・

ローマの中心「ヴァチカン市国」の近くに宿泊。
ヴァチカンはローマの中にある44ha人口1000人という小さな国。
しかし、世界に11億人いるとされるカトリックの総本山として君臨し、
礼拝に訪れる信者や、観光者であふれています。

そして入り口にある ヴァチカン博物館。
歴代法王がその財力を注ぎ込んで集めた世界でも指折りの博物館。

出発前に早朝入場できるチケットを予約、


まだ明けやらぬ7時前に博物館前に到着。

中に入り、廊下を抜ける。

入り口すぐのテラスへ。朝焼けの中、サン・ピエトロ寺院の屋根が輝いていました。

しかもこのチケットはバチカン美術館前に7時に集合、7時15分からピーニャの中庭で朝食、
8時にバチカン美術館に入場できるというものです。

中庭での朝食付き。

ゆったりとブッフェを楽しんだ後、

一般客が入場する混雑前の博物館に入る。


内部は撮影禁止も多いが、撮影できる所でも
ただただ、見入ってしまう!!

圧倒される地図の部屋。


ラファエロの間。


ミケランジェロによる最後の審判が壁一面に描かれているシスティーナ礼拝堂。


もちろんここは撮影禁止。(これはより)


複雑に入り組んだ館内を嘆能し、外に出る。

カトリック教会の総本山であるサン・ピエトロ大聖堂。

楕円形の広場に中央にはオベリスクがたち、その両側に噴水があります。

サンピエトロ大聖堂には、もう長蛇の列で中には入れない。
本来なら、サスティーナ礼拝堂からこちらへ抜ける通路があるはずだがこの日は通行止め。
外を回るとこの混雑。
残念だが遠くから、眺める。


そして、
バスと地下鉄で街を散策。

ヴェネツィア広場で降りる。

ヴェネツィア宮殿に面している広場であることから、この名がつけられたヴェネツィア広場。
かつてイタリアの政治家であったムッソリーニが、
ヴェネツィア宮殿から、この広場に向け演説したとも言われている。
この広場で一番目を惹くのは真っ白で巨大な大理石の建物、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂。

この広場は、権力の中心地だった場所とも言えるとか。

現在は三つの通りが接続するロータリーになっていて、交通量も多い。

バスで見て廻る街中いたるところに、
変わった風貌の、のっぽの松の木をたくさん見る。


そしていたるところに、
遺跡が!!


その中心、コロッセオに!
ローマ大帝国時代に建造されたコロッセオは、
剣闘士や猛獣が殺し合いをする姿を見世物にする催しが行われていました。

その壮大さと歴史の深さは一見の価値あり。

5万人を収容できた、とても大きな建物です!
名前の「コロッセオ」も「巨大なもの」という意味。





2000年前に建てられた建造物が今もなお残っている奇跡!
  




近くに凱旋門もあります。

ローマ3日目、
郊外ティヴォリ’Tivoli’に、足を延ばす。
ローマから地下鉄とバスで、約1時間半、ティヴォリに到着です。
途中、イタリア名物(?)、ストに遭い、大幅に遅れました。

ティヴォリは、ローマの東約30kmにある丘陵にある町で
穏やかな気候と豊かな森に囲まれ、緑と水が豊かな街、
古代ローマ時代から上流階級の保養地だったそうです。






数ある別荘の中でも、世界遺産知られるヴィッラ・デステ Villa d’Este があり、
ルネッサンス文化の美の結晶で、
16世紀イタリアを代表する華麗で芸術的な庭園が人気!

アーチを抜けて中庭へ!








お屋敷から出て、


広大な庭園があり、いくつもの噴水がありました!






こんな変わった噴水も。アルテミス(多産の女神)の噴水。


そして街には、こんなかわいらしいレストランがあり、
おいしいパスタを食しました!




今回は、B&Bで、
気持のよいイタリア人老夫婦のレジデンスに宿泊。

朝ごはんもサービスワゴンに乗せて、毎朝、
「ボンジョルノ(Buongiorno)~」と、
明るい笑顔いっぱいで、はこんできてくれました。

かわいらしいイラストが描いてある窓ガラスの向こうにはベランダがあり、
ローマの月を見ながらのワインは、最高でした!!



まだまだ、見たりなく、
奥の深いローマです。

もう一度、
イタリアには、
訪れたいな~!!