本来エンジニアに求められるもの

学歴や学部でエンジニアの仕事は左右されるのか?

エンジニアも文系の強みを活かせる

2021-03-02 11:08:36 | 日記

IT業界で活躍するエンジニアは、誰もが理系出身というわけではありません。文系出身でもエンジニアとして活躍している人は多く、理系には理系の、文系には文系の強みが存在するのです。それでは、文系は一体どの部分が強みとなるのでしょうか。

まずは、クライアントに寄り添ったヒアリングができることです。ITに疎いクライアントの場合、難しい専門用語だらけでは正確な情報が伝わりません。文系エンジニアはそういった専門用語を噛み砕き、クライアントがわかりやすい単語に言い換えて、伝えられることが強みとなります。また、クライアントの要望をしっかりと聞き出し、クライアントのニーズを把握できることも文系エンジニアの方が長けているのです。そして、仕様書や報告書をスムーズに書けることも、文系エンジニアの強みといえます。文系エンジニアはもともと文章を扱うことが得意なため、誰が見てもわかりやすい文章を作成することができるでしょう。それは設計書であっても同様で、実際に設計書を見ながらプログラミングを行うプログラマーやエンジニアは、業務を進めやすく感じられるはずです。

最後に、自分がプログラミングをする場合、ソースコードをキレイにまとめられることも強みの1つとして挙げられます。可読性の高いソースコードを書ければ、後々のバグや不具合を減らすことにつながるのです。メンテナンス時にもそのメリットは活かされ、可読性が高ければ必要な部分を迅速に探し出せるため、スムーズに業務が終わると考えられます。文系出身だからといって悲観的にならず、自分の強みを発揮しながらエンジニアとして活躍しましょう。


ITエンジニアの問題解決能力を支える学歴

2020-12-22 00:34:22 | 日記

企業がITエンジニアに求める能力と、学歴は関係ないという考え方があります。改めて学歴とは一体何でしょうか?ITエンジニアはプログラミングのスキルを、大学のIT系学科と専門学校や独学などで学ぶことができます。どのような場所で学んでも、結局同じスキルを持つのなら学歴に大差はありません。しかしレスポンスタイムの良いプログラムを作成したり、数学や物理など自然科学の知識を使うとより効率良くプログラムを作ることができる場合があります。例えば等差数列や等比数列などの法則性をプログラムで活用し、計算をより単純化するには高校や大学の数学で学ぶ必要があり、知らないと数学の理論も使えません。

大学などは高等教育にあたり、論理的な思考力を身につける場です。この思考力は問題解決力に関係し、より高度で深い知識と大学の卒業論文研究などのトレーニングで身につけます。IT系ではプログラミングスキルがものを言うのは間違いありません。しかしそれだけでは物事は解決しません。プログラミングだけでなくシステム構築を行う上では様々な問題に直面するので、それを解決するには学歴で培われた知識や経験も必要です。それがなくても他の誰かが代わって補うこともできますが、そこにもしっかり学歴が根付いていたりします。

つまりは、どこの学校出身なのかというブランド志向で考えるのではなく、仕事をする上で問題に直面した際に打開力を発揮するには、過去に同様な問題解決の経験をすると共に、学歴も重要な要素として考えておく必要があります。改めて記しますが、どの大学を出たのかというブランド志向が学歴ではありません。要は、問題解決に必要な素養を身につけたかどうかが学歴であり重要なのではないでしょうか。では、具体的な学歴がなくエンジニアとして活躍するために心得ておくべきこととは、そのほかに何があるのか気になるところですが、その答えがこちらのサイトに言及されていたので、覗いてみることをおすすめします。