本来エンジニアに求められるもの

学歴や学部でエンジニアの仕事は左右されるのか?

ITエンジニアの問題解決能力を支える学歴

2020-12-22 00:34:22 | 日記

企業がITエンジニアに求める能力と、学歴は関係ないという考え方があります。改めて学歴とは一体何でしょうか?ITエンジニアはプログラミングのスキルを、大学のIT系学科と専門学校や独学などで学ぶことができます。どのような場所で学んでも、結局同じスキルを持つのなら学歴に大差はありません。しかしレスポンスタイムの良いプログラムを作成したり、数学や物理など自然科学の知識を使うとより効率良くプログラムを作ることができる場合があります。例えば等差数列や等比数列などの法則性をプログラムで活用し、計算をより単純化するには高校や大学の数学で学ぶ必要があり、知らないと数学の理論も使えません。

大学などは高等教育にあたり、論理的な思考力を身につける場です。この思考力は問題解決力に関係し、より高度で深い知識と大学の卒業論文研究などのトレーニングで身につけます。IT系ではプログラミングスキルがものを言うのは間違いありません。しかしそれだけでは物事は解決しません。プログラミングだけでなくシステム構築を行う上では様々な問題に直面するので、それを解決するには学歴で培われた知識や経験も必要です。それがなくても他の誰かが代わって補うこともできますが、そこにもしっかり学歴が根付いていたりします。

つまりは、どこの学校出身なのかというブランド志向で考えるのではなく、仕事をする上で問題に直面した際に打開力を発揮するには、過去に同様な問題解決の経験をすると共に、学歴も重要な要素として考えておく必要があります。改めて記しますが、どの大学を出たのかというブランド志向が学歴ではありません。要は、問題解決に必要な素養を身につけたかどうかが学歴であり重要なのではないでしょうか。では、具体的な学歴がなくエンジニアとして活躍するために心得ておくべきこととは、そのほかに何があるのか気になるところですが、その答えがこちらのサイトに言及されていたので、覗いてみることをおすすめします。