野に咲く花 人知れず咲いて散る

にほんの真ん中へんからぼそぼそつぶやきます。

大いちょうは・・・

2006-11-17 | 日記
今日はまあまあの天気だったが、アルプスの大部分に雲がかかり、

姿を見せかけた裾野がさらに、白くなっていた。

  最低気温  3℃

  最高気温  9℃


国分寺の大銀杏


順調に色づいている。

一年前の画像です






去年よりは、色づいているように見えるのだが。

去年は翌18日にこの大部分が落ちてしまったのだ。  青いまま・・

  いちょう(銀杏・公孫樹・鴨脚)

 いちょう科
 
東アジアにただ一属一種を残す。

生きている化石と言われる古世代生まれの木イチョウは中国名ヤーチャオ

の転化

元禄時代、日本からヨーロッパに始めて紹介された木であるが、

元々は中国に野生していたのものが栽培され、我が国へは観音像の渡来と

共に僧侶によって運ばれてきたと言われる。

イチョウの名の由来は中国名「鴨脚」の近世中国音である「ヤーチャオ」から

「イーチャオ」になまり、「イチョウ」と転訛して和名になったと言われる。

鴨脚は葉の形が水鳥の足形に似ていることから名付けられた。

古くから神社仏閣などに植えられ、大木になるのみでなく、樹齢も長く保つため

天然記念物として保護されているものが多い。

またイチョウは代表的な防火樹としてもしてられており、神社仏閣を火災の延焼か

ら守るため植えられたとも言われる。
 
なお、公孫樹の字を当てるのは、祖父の代に植えても実が生るのは孫の代になって

から稔るからだといわれる。

材は柔らかいが質が緻密で細工しやすく、将棋の駒、将棋盤、彫刻材として

利用される。

また中華料理では欠かせぬ木でマナ板はすべてイチョウを丸太切りにした木口

を使うものが多い。


  金色の小さき鳥のかたちして
            
                 銀杏散るなり夕日の岡に   与謝野晶子










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