
今日ペットのハムスターが虹の橋を渡った

そろそろかもしれない、と
覚悟はしてたつもりだったけど
いつものように餌をあげようと声を掛けると
全く反応がない
以前もそれでただただ寝ていただけだったから今日もそうだと思った
でも冷たくなってた
2年2ヶ月だった
2年2ヶ月前
どうしてもハムスターが飼いたかった
私が飼いたかったのは「キンクマ」
でもどこにもいなくて
でもどうしてもハムスターが飼いたかった
当時付き合ってた彼氏には
「えー本当に飼うの?」と言われ
無理やりペットショップに連れていき
どの子にしようかとずっと見ていて
「プディングハムスター」という可愛いプリンのような小麦のようなハムスターを飼うことに決めた
ゲージも何もかも持っていなかったので
まあ小さいから小さいのでいいかな、と思ってたのに
あんなにしぶってた彼氏が
「1番いいやつにしよう」と二階建てのゲージを買ってくれた
名前は「むぎ」
実家に犬がいたけど
すぐに行けるような距離じゃなかったし
愛着障害の私(当時は気づいていなかった)は
癒しが出来たことにものすごく嬉しかった
ジャンガリアンの品種改良の種類だったので
かじられる覚悟だったけど全くかじらないいい子で
とっても可愛かった
その当時の彼氏は
最後の最後に手をあげてきて
私が胸ぐらを掴まれて突き飛ばされた時
本棚にぶつかり
本棚が倒れてむぎのゲージに激突した
幸いむぎもゲージも無事だった
今の旦那と付き合って同棲を始める引越しの日
災害級の大雨
引っ越す前のアパート周辺は床上浸水
むぎが取り残され
車も入っていけない状況で
1日助けに行けなかった
それでも生きててくれた
寒い冬も2回も乗り越え
今まで生きててくれた
仕事の都合上、帰る時間も毎日同じではなくて
ご飯の時間も規則正しくは出来なかった
それでもたくさん私を癒してくれた
本当にありがとう
命は儚いと言うけれど
私の好きなバンドの曲にもあるように
「儚いから美しいなんて命には当てはまらなくていい」
大切だから失ったら悲しい
寂しい
最期に何もできなかった
貰ってばかりだったな
虹の向こうで
いっぱい食べていっぱい走って
安らかに眠って欲しい
うちの子になってくれてありがとう

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